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最終評価報告書 別添 (26 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28410.html
出典情報 健康日本21(第二次)最終評価報告書を公表します(10/11)《厚生労働省》
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(様式1)

2.主要な生活習慣病の発症予防と重症化予防の徹底に関する目標
(3) 糖尿病

領域

③ 血糖コントロール指標におけるコントロール不良者の割合の減少

目標項目

(HbA1cがJDS値8.0%(NGSP値8.4%)以上の者の割合の減少)
策定時の

指標

HbA1cがJDS値8.0%

(変更前)

中間評価

最終評価

1.2%

0.96%

0.94%

1.0%

平成21年度

平成26年度

令和元年度

令和4年度

ベースライン

評価

目標値

目標値

(最終)

A

(NGSP値8.4%)以上の者の
割合

調査名

目標値に達した

平成21年度:特定健康診査・特定保健指導・メタボリックシンドロームの状況

総合評価

総合評価

平成26年度、令和元年度:NDBオープンデータ

(中間)

(最終)



設問

平成21年度:特定健康診査・特定保健指導の実施結果に関するデータ(平成20年度から平成22年度)NO.4

表番号

平成26年度、平成30年度:HbA1C 都道府県別性年齢階級別分布

算出方法

a

A

改善している

目標値に達した

NGSP値8.4%以上(JDS値8.0%以上)の対象者数の全国合計値/全対象者数の全国合計値×100
ベースライン:190,319/15,937,300×100

算出方法(計算式)

中間評価:195,415/20,444,676×100
最終評価:216,466/22,907,270×100(都道府県不明の者を含まない※)
※第6回NDBオープンデータ(平成30年度)から「都道府県判別不可」の者も集計対象となったが、本指標の算出では除い
て計算。なお、令和元年のデータを「都道府県判別不可」の者を含めて計算しても0.94%である(220,545/23,385,925

備考

×100)。

■直近値vs目標値
・目標値に達している。
■直近値vsベースライン
・ベースラインと比較して減少している(ベースラインからの相対的変化:-21.7%)。
・ランダムサンプリングでないため、検定不要と判断。
■性・年齢別の分析
・平成29年度の男女・年齢区分別のコントロール不良者の割合は、どの年代においても、男性>女性であり、

分析

男性全体では1.33%、女性全体では0.51%がコントロール不良者であった。
・男性ではコントロール不良者の割合が特に50歳~64歳で高く、1.5%を超えていた。
・NDBオープンデータベースにて、平成25年度と平成29年度を比較すると、60歳未満ではコントロール不良者が減少する傾向がみられた。
■都道府県別
・分析コントロール不良者の割合が1%を超えていたのは、沖縄(1.27)、鹿児島(1.21)、茨城(1.15)、熊本(1.10)、
和歌山(1.08)、福岡(1.07)、群馬(1.06)、宮崎(1.05)、広島(1.05)、愛媛(1.04)、栃木(1.04)、埼玉(1.03)、
三重(1.02)、徳島(1.01)の各県であった(平成29年度)。
・平成25年度と平成29年度の比較において、沖縄、長崎では10%増加、高知では5%増加、山梨、新潟、石川では3%以上の増加がみられた。

調査・データ分析上の課題

分析に基づく評価

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別添1

・NDBオープンデータベースでは、特定健康診査受診者のデータを用いているため、受診率の影響を受けることに留意する。
特に、受診率向上策により掘り起こしが行われた場合に、一時的にコントロール不良者が増加する可能性がある。
・目標値に達していることからAと判定。
・ただし、男性の50歳~64歳ではいまだ1.5%を超えていること、都道府県格差が大きいこと、増加している都道府県が存在する。