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(参考資料)1 (29 ページ)

公開元URL https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/report/zaiseia20240521/zaiseia20240521.html
出典情報 我が国の財政運営の進むべき方向(5/21)《財務省》
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債務残高対GDP比の増減要因

資料Ⅱ-4-4

○ 各国の債務残高対GDP比の伸びを、PB要因とそれ以外の要因(成長率、金利、その他)に分解すると、我が国も主要先進国
においても、債務残高対GDP比の増減要因は基本的にPBで説明可能。
○ 債務残高対GDP比を安定的に引き下げていくためにはPBの改善が重要であり、そのためには、歳出改革の取組の継続、歳出構
造の平時化を図っていく必要。
(%)

120
100
80

93.6
20.5
20.3

PB寄与

70.5

73.2

54.4
16.3

75.4

22.2

38.0

8.8

0

日本

日本

米国

60
40

英国
(一般政府)

ドイツ

20

38.5

39.4
1.7

2.4

36.1

フランス

-20

34.0

26.8

24.8

37.7

35.9

5.3

32.0
1.7

0

▲ 13.4

(国・地方) (一般政府)

債務残高対GDP比の変化

80

63.0

20

-20

残差

債務残高対GDP比の変化

7.5

84.1

PB寄与

100

残差

78.0
2.6

2011~2020年

120

104.5

60
40

(%)

2002~2020年

▲ 1.9

▲ 7.2

21.5

▲ 12.4
▲ 10.7

日本

日本

(国・地方) (一般政府)

米国

英国

ドイツ

フランス

(一般政府)

(出所)IMF ”World Economic Outlook”、内閣府 「中長期の経済財政に関する試算」に基づき財務省にて試算。
(注1)上記は、今期の債務残高対GDP比=(前期の債務残高×(1+名目金利)-PB) / (前期のGDP×(1+GDP成長率))、と定義した上で、毎年の債務残高対GDP比の増減要因をPB寄与とそれ以外
(残差)に分解し、これを積み上げたもの。なお、残差はPBで説明できない変動であり、名目経済成長率、金利、その他統計上の不一致等が含まれる。
(注2)日本(国・地方)は国・地方の復旧・復興対策及びGX対策の経費及び財源の金額を除いたベース(年度)、その他は一般政府ベース(暦年)。
(注3)上記は、中長期試算において内閣府がデータを公表している2002年(度)から、2020年(度)までのデータに基づき分析を行ったもの。