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(参考資料)1 (67 ページ)

公開元URL https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/report/zaiseia20240521/zaiseia20240521.html
出典情報 我が国の財政運営の進むべき方向(5/21)《財務省》
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④安定財源の確保(歳出・歳入の見直し)

資料Ⅲ-2-16

○ 教員の処遇改善を行う場合、「安定的な財源を確保」(骨太2023)することが前提とされており、文科省施策全体の歳出・歳入両面
の見直しにより財源を捻出する必要。(仮に教職調整額を4%から10%まで引き上げた場合、所要額は約2,100億円(公費ベー
ス))
○ 安定財源の確保にあたっては、
① 児童生徒数の減少等を踏まえ、教育環境を悪化させずに合理化できる歳出はないか(加配定数の合理化等)
② 短期間実施することが想定されていた調査研究事業等で、(名称を変える等して)長期間継続している事業はないか
③ 効果や公平性等の観点から、継続する必要性が認められない租税特別措置はないか
といった観点から、抜本的に見直すべき。
◆1学級あたり加配定数を維持した場合の試算
年度

◆その他見直し得る施策例

H25

R5

R10

R15

①児童生徒数(※1)

959.4万

843.1万

755.8万

663.7万

②学級数(※1)

32.9万

29.9万

28.4万

26.7万

③基礎定数(※2)

63.8万
(66.5万)

64.4万
(65.0万)

60.5万

④加配定数(※2)

6.2万
(3.5万)

4.6万
(4.0万)

⑤1学級あたり加配定数
(④/②)(※2)

0.19人/学級
(0.11人/学級)

0.15人/学級
(0.14人/学級)



⑥加配定数対R5
<国費影響額>
<公費影響額>
⑦平均学級規模(①/②)
⑧児童生徒100人あたり教員数
((③+④)/①)
⑨児童生徒1,000人あたり
外部人材数(※3)

3.8万

55.3万

自然減

3.6万

⑤を維持

0.14人/学級

0.14人/学級



▲0.2万
<▲50億円>
<▲140億円>

▲0.4万
<▲90億円>
<▲280億円>

29.1人/学級

28.2人/学級

26.6人/学級

24.8人/学級

7.3人

8.2人

8.5人

8.9人

3.3人
(3.2万人)

8.8人
(7.4万人)

12.4人
(9.4万人)

14.1人
(9.4万人)

⑦~⑨は改善

 紙とデジタルの教科書の併用

※「紙とデジタルが併存することで、過渡期ではより多く
の税金を投じなければならないことから、(略)行政改
革の視点からも改善が必要」(R2秋の公開検証とりま
とめ)

 GIGAスクール関係経費

• 「GIGAスクール運営支援センター整備事業」 等
※各自治体における定着状況等を踏まえ、R6年度ま
でとされている

 名称を変え長期間継続する事業や
性質が近い事業

• 「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」(H14~)
• 「スーパーグローバルハイスクール(SGH)」(H26~)
→「ワールドワイドラーニングコンソーシアム構築支援
事業(WWL)」(H31~)等

 文科省関係の租税特別措置 等

(※1)H25及びR5は、「学校基本調査」(公立小中学校の単式学級(特別支援学級を除く))より。R10及びR15は、「R4人口動態統計」を基に推計(直近の児童生徒数の減少率等を横置き)。
(※2)かっこ書きは、経年比較のため、35人学級(R3~R7)及びH29基礎定数化(H29~R8)が満年度化(計2.8万人)した場合。R10及びR15の基礎定数は、R6年度概算要求時の見積を基に推計。
(※3)かっこ書きは、スクールソーシャルワーカー、スクールカウンセラー、部活動指導員、スクールサポートスタッフ等の合計数。R10及びR15は、R6予算人員ベース(9.4万人)を横置き。