令和6年度厚生労働省補正予算案の主要施策集 (36 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/wp/yosan/yosan/24hosei/index.html |
出典情報 | 令和6年度厚生労働省補正予算案の概要(11/29)《厚生労働省》 |
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施策名:大学における恒久定員内地域枠設置促進事業
令和6年度補正予算案 2.0億円
① 施策の目的
• 医師確保ガイドラインにおいて、「安定した医師確保を行うため、都道府県は、積極的に恒久定員内への地域枠
や地元出身者枠の設置について大学と調整を行うとともに、医師の育成や配置方法について、大学と連携して
キャリア形成を支援しつつ、地域枠等の医師が地域医療に従事する仕組みを構築することが重要」とされている
一方で、都道府県や大学の協議等の状況によっては、恒久定員内地域枠の設置が十分進んでいない場合もある。
• 都道府県の地域医療支援センターにおけるキャリア形成プログラム等の取組と連携しながら、地域枠学生を受入
れ育成する大学において、恒久定員内への地域枠の設置等を含む地域への定着の取組を促進させるための補
助を行う。
医政局医事課
(内線4142)
② 対策の柱との関係
Ⅰ
Ⅱ
Ⅲ
○
③④ 施策の概要、スキーム図、実施要件(対象、補助率等)等
(1)地域枠センター(仮称)の設置
以下(2)~(5)を推進するための体制を整備。
(2)都道府県との連携強化
都道府県と連携し、恒久定員内地域枠設置の設置の検討やキャリア形成プログラム等への
協力を行う。
(3)地域枠学生・医師の教育研修の充実
恒久定員内地域枠の設置に伴い必要となる教育研修の充実に係る設備投資等の補助を行う。
(4)地域枠医師のキャリアパスの透明化・情報発信
医学部受験生やその保護者に対する地域枠医師のキャリアパスの理解を深める。
(5)その他恒久定員内地域枠の設置に必要な取組
・実施対象:医師養成課程を有する学校教育法(昭和22年法律第26号)第1条の規定に基づく
大学のうち、恒久定員内地域枠を設置するもの
・補助率:定額
⑤ 成果イメージ(経済効果、雇用の下支え・創出効果、波及プロセスを含む)
・直近の需給推計では、医師数は増える一方で、将来的には、供給(医師数)が需要(医療ニーズ)を上回り、医師は供給過剰となることが見込まれる。このため、医
学部定員の適正化を図る必要があり、安定した医師確保を行うため恒久定員内の地域枠の設置を更に進める必要がある。
・本事業を通じて、恒久定員内への地域枠設置を要件等として、大学への支援を行うことで、都道府県において安定した医師の確保が見込まれる。
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