【○医療上必要不可欠な医薬品等の安定供給を図るための支援】

令和６年度補正予算案 80百万円

施策名：医療機器等のサプライチェーンリスク評価及び安定供給確保事業

医政局
医薬産業振興・医療情報企画課
（内線4466）

① 施策の目的

② 対策の柱との関係

物価高騰、為替変動、災害等様々な理由で供給不安をきたした医療機器の供給を維持するため、個別の事
案ごとに代替製品の在庫状況や生産状況や出荷状況等を把握し、関連学会、業界団体、代替製品を取り扱う
製造販売業者の協力を得ながら、必要な対策を講じる。

Ⅰ

Ⅱ

Ⅲ

○

③ 施策の概要
• 安定供給に課題のある製品の供給状況を製造販売業者及び国にて把握し、供給不安を生じた医療機器ごとに必要な対応及び代替
可能な製品を供給する製造販売業者による供給継続を行い、医療機器の安定供給を図る。
• 不採算再算定制度に係る所要の検討をはじめとした、安定供給等にかかる制度の課題等の検討を行う。
④ 施策のスキーム図、実施要件（対象、補助率等）等
①安定供給に課題のある

②供給不安が生じた製品の対応及び

③サプライチェーン

④安定供給に係る制度

製品等の供給状況把握※

代替品による供給継続への対応

のリスク評価

の課題等の検討
現状の分析と課題・対応案の検討

医療機関

厚生労働省
事業者

生産量
出荷量
在庫量報告

製販A

生産量は・・在庫は・・
リードタイム２ヶ月で
約○％増産に協力可能

製販B

生産量、在庫量等
収集・集計

生産量は・・在庫は・・
原材料調達、人員確保上
増産協力は困難

※感染症法及び医療法に規定する
報告徴収による状況の把握を含む。

関係学会

α国から

①から③での実態を踏まえ、
• 不採算であること等が安定供給に
及ぼす影響等を把握するとともに、
製販D
①供給不安報告
不採算再算定制度に係る所要の検
滅菌工場が施設老朽化により停止
討を行う
製造量●％減
在庫 ２ヶ月分
• 厚生労働省が定めている現行の安
・供給不安要因分析調査
製販E
定供給に係る報告制度等に係る課
厚 生 労 働 省 ・協議の場の事務局、 ・リスクの把握、対応策
他の医療機器
事業者
題や対応案を検討するほか、製造
への影響有無
・(代替品含)生産量、
の検討
④必要に応じて ➄必要に応じて
を確認
在庫量収集・集計
販売業者や業界団体向けの安定供
代替可能品の
生産見込み量
・公表資料の作成
給の手引きやマニュアルの周知や
製販と協議
在庫量等報告
更新を必要に応じて行う。
➁供給不安の情報と
代替製品を案内

製販C

➂供給不安の情報と
代替製品での対応を相談

必要に応じてHP上
に状況等を公表

医療機器A

×

部品A

実施主体：委託事業（民間企業）

⑤ 成果イメージ（経済効果、雇用の下支え・創出効果、波及プロセスを含む）
供給不安が生じた製品において、生産量、在庫量等の情報収集を行い、代替製品を取り扱う製造販売業者等の協力を得ながら、供
給不安が生じた製品への対応フォロー及び代替製品の増産等の調整を行い、医療機器の安定供給実現を図る。

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