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医療業版 勤務間インターバル制度導入・運用マニュアル (52 ページ)

公開元URL https://work-holiday.mhlw.go.jp/interval/pdf/06.pdf
出典情報 医療業版 勤務間インターバル制度導入・運用マニュアル(4/4)《厚生労働省》
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ステップ2

インターバル時間を確保しやすい環境づくり

インターバル時間の確保に向けて、管理職には部下の勤務実態を定期的に把握するとともに、日頃から
コミュニケーションを密にとりながら、必要に応じて業務計画や業務量等の調整を行うことが求められます。
また、職員等自身も、働き方や休み方、生産性向上に対する意識を高めていくことが必要です。
インターバル時間を確保しやすい環境としていくため、図表 4-18 にみるような工夫を行うことが考え
られます。
図表 4-18

インターバル時間の確保に向けた工夫(法人等の事例から整理)





【労務管理における工夫】
● インターバル時間を確保できなかった(もしくは確保できないおそれがある)場合、職員等本人や

勤務間インターバル制度導入の手順

管理職の勤務管理システムの画面にアラートを表示
● 職員等がインターバル時間を確保できない場合に、管理職から人事担当部署へ報告する仕組みを整備
● インターバル時間を確保できない職員等が多い部署の管理職に対して、人事担当部署から具体的な

理由や対応内容を確認
● 管理職に対して、部下のインターバル時間の確保状況を定期的に提供

【各現場における工夫】
● 無駄な作業の洗い出し、業務プロセスの見直し等による業務の効率化を推進
● 管理職が部下の勤務実態を定期的に把握し、必要に応じて業務内容や業務量等を調整
● 管理職・職員等を対象とした人事考課において、働き方改革や業務効率化、
(部下の)インターバ

ル時間の確保状況等に関する項目を設定
● 管理職・職員等が出席する研修会等において、健康管理・睡眠時間の重要性や長時間労働是正に関

する情報を定期的に提供

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