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医療業版 勤務間インターバル制度導入・運用マニュアル (62 ページ)

公開元URL https://work-holiday.mhlw.go.jp/interval/pdf/06.pdf
出典情報 医療業版 勤務間インターバル制度導入・運用マニュアル(4/4)《厚生労働省》
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⑤ インターバル時間の確保に向けた工夫・サポート
【勤怠管理システムの導入】
タイムカード打刻の情報を自動的に取り込むシステムにしています。アラート機能もありますが、残業時間が
ほぼ月 10 時間未満と少なく、多い職員で 30 時間程度なので使っていません。なお、残業が多いのはレセプト処
理に従事する事務職員です。

(4)制度導入の効果

過疎地の医療提供体制を維持するうえで、十分な休日と勤務間インターバルの確保は欠かせないと感じていま

す。2024 年 7 月には、地域の 3 つの医療機関とともに山梨県初となる地域医療連携推進法人「みなみやまなし」
を設立しましたが、将来的な医療提供体制の確保に向けて、職員の勤務環境を整えることが一層重要だと考えて
います。

(5)制度の新規導入をめざす法人等へのアドバイス





勤務間インターバルを確保するシフト編成を重視するだけでなく、衛生委員が随時目配りをするようにしてい

ます。月に 20 時間程度であっても、それまでよりも残業時間が増えていればすぐにヒアリングをするほか、有給
を取得していない職員には随時声をかけて取得を促しています。仕組みとして制度を導入するだけでなく、人が

勤務間インターバル制度を
導入・運用している法人等の事例紹介

適宜フォローできる体制を整えることが、適切な運用につながるのではないかと思います。

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