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(参考資料3)令和5年度厚生労働省予算案の主要事項 (82 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_30572.html
出典情報 社会保障審議会(第31回 1/30)《厚生労働省》
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就職活動に困難な課題を抱える障害のある学生等への就職支援
令和5年度当初予算案

職業安定局障害者雇用対策課
地域就労支援室(内線)

億円(億円)※()内は前年度当初予算額

労働保険特別会計

一般
会計





労災

1 事業の目的

雇用

徴収

コミュニケーション能力の不足や対人関係の構築等に課題があるなど就職活動に困難な課題を有しており、卒業までに内定を得ることが困難な学生や発達障害等のた
めに専門的な支援がないと就職活動自体が困難な学生等に対して、大学等と連携して支援が必要な学生等への早期把握を図るとともに、就職準備から就職・職場定着
までの一貫したチーム支援を行う。

2 事業の概要・スキーム
ハローワーク

大学等

雇用トータルサポーター(15人→18人)による支援
① 支援が必要な学生の早期把握や就職準備支援実施のための ノウハウ提供
② キャリアセンター等の担当者向け障害特性の理解促進

キャリアセンター
学生相談室 等 担当者

支援対象者

支援内容

① 面接でのコミュニケーション等に不安を抱えており、大学等の職員等がハ
ローワークとのチーム支援が必要であると判断した学生等
②発達障害等があり(疑い含む)、障害特性に応じた専門的な就職準備支援
がないと就職活動ができない学生等
③障害があることを開示しての就職を希望している学生等

事業の周知、参加希望者の把握
ハローワークのチーム支援への
誘導

チーム支援
責任者(ハローワーク統括職業指導官等)
就職支援ナビゲーター(連携支援分(仮称))
雇用トータルサポーター(大学等支援分)
臨床心理士(委嘱) 等

支援内容
担当者制による相談、適職の選択、応募書類の作成
指導、事業所見学、模擬面接、対人技能向上トレーニ
ング、職場定着支援、心理的サポート 等
支援対象者②・③の学生に対しては、障害特性に応

雇用トータルサポーター(15人→18人)による支援

じたカウンセリングや就職活動を行うための準備支援、
福祉事業所等におけるインターンシップ、障害特性に

・事業所見学、求人開拓、定着支援の実施
・発達障害者等を雇用した経験のない企業に対する理解促進
・発達障害等の学生を採用した企業への雇用管理に係る助言

企業

配慮した専門的な職業相談・紹介も実施

※障害者雇用率達成指導と絡めた障害学生の職場実習やマッチング支援も実施

3 実施主体等
○ 就職活動に当たって課題を抱える学生等に対して、就職支援ナビゲーターが中心となって関係者がチームで支援を実施。なお、障害があり障害特性に応じた専門的支
援が必要な学生には雇用トータルサポーター(大学等支援分)による個別支援を実施。
○ 就職準備から就職支援、職場定着支援までのトータル支援を実施。
事業実績:雇用トータルサポーター(大学等支援分)の支援対象者である卒業年次(既卒者を含む)の学生等のうち、就職した者の割合47.3%(令和3年度)

職業安定局障害者雇用対策課
地域就労支援室(内線)

精神・発達障害者しごとサポーターの養成
令和5年度当初予算案

百万円(百万円)※()内は前年度当初予算額

労働保険特別会計

労災

1 事業の目的

雇用



徴収

一般
会計

職場における精神・発達障害者を支援する環境づくりにより、職場定着を推進するため、企業内において、精神・発達障害者を温かく見守り、支
援する応援者となる「精神・発達障害者しごとサポーター」を養成し、精神・発達障害者に対する正しい理解を促進する。




雇用される精神障害者が大幅に増加(障害者雇用状況報告 各年6月1日)
平成年 人(障害者計人) → 令和3年 人(障害者計人)
精神障害者の低い定着率(ハローワークの職業紹介により就職した精神障害者の定着率(平成年4月、(独)高齢・障害・求職者雇用支援機構)
3か月経過時点 
1年経過時点 
精神障害者離職理由第1位は「職場の雰囲気・人間関係」(平成年度障害者雇用実態調査)

2 事業の概要・スキーム

精神・発達障害者
しごとサポーター養成講座開催
 企業の一般労働者の受講を勧奨

精神・発達障害者を支援する
職場環境づくりを推進
・精神保健福祉士
・臨床心理士 等

 講師には精神障害者雇用トータルサポーター 等

受講後は精神・発達障害につい
て基礎知識や理解を有すること
を自ら職場内で表示

講習の内容
・共に働く上でのポイント(コミュニケーション方法等)について
・精神疾患(発達障害を含む)の種類について
・精神・発達障害の特性について

障害特性を理解し、
同僚として自然なサポート
を行う応援者

 企業からの要請に応じて職場内への出前講座を積極的に実施
【令和3年度実績】
精神・発達障害者しごとサポーター養成講座受講者数 18,446人
養成講座受講者の職業生活への活用度 94.5%
(受講者アンケートにおける「大変活かせる」「活かせる」の合計数/受講者数(人))

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シンボルマーク
・いつもと違う様子が見ら
れたら一声かけよう!
・和やかな雰囲気づくりを
心がけよう!