参考資料4 令和5年版「救急・救助の現況」 (107 ページ)
出典
公開元URL | https://www.fdma.go.jp/singi_kento/kento/post-134.html |
出典情報 | 救急業務のあり方に関する検討会(2/20)《総務省》 |
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施の有無別の生存率
令和4年中に一般市民が心原性心肺機能停止の時点を目撃した傷病者2万 8,834
人のうち、一般市民により除細動が実施された傷病者の1ヵ月後生存率は 50.3%と
なっており、一般市民による除細動が実施されなかった傷病者(適応でなかった傷
病者含む。)の1ヵ月後生存率 8.5%と比較して約 5.9 倍高くなっている。
また、一般市民により除細動が実施された傷病者の1ヵ月後社会復帰率は 42.6%
であり、一般市民による除細動が実施されなかった傷病者(適応でなかった傷病者
含む。)の1ヵ月後社会復帰率 5.0%と比較して約 8.5 倍高くなっている。
さらに平成 25 年と比較すると、一般市民により除細動が実施された傷病者の1
ヵ月後生存率は 0.1 ポイント上昇したが、1ヶ月後社会復帰率は 0.2 ポイント低下
した(第 96 図、第 97 表参照)。
(参考)ウツタイン統計系統図
心肺機能停止傷病者数
142,728 人
心原性心肺機能停止
91,498 人
うち、目撃あり
36,080 人
分析対象
第96図
うち、一般市民目撃あり
救急隊等目撃あり
28,834 人
7,246 人
一般市民が目撃した心原性心肺機能停止傷病者のうち、一般市民による
除細動実施の有無別の生存率(令和4年)
一般市民が心原性心肺機能停止を
目撃した傷病者
28,834 人
うち、一般市民により除細動が
実施された傷病者
1,229 人
うち、一般市民による除細動が
実施されなかった(適応でなかった)傷病者
(a)
27,605 人
(d)
1ヵ月後、生存
入院後、死亡
1ヵ月後、生存
入院後、死亡
618 人 (b)
611 人
2,353 人 (e)
25,252 人
OPC/CPC
共に1又は2
OPC/CPC
共に1又は2以外
OPC/CPC
共に1又は2
OPC/CPC
共に1又は2以外
523 人 (c)
95 人
1,371 人 (f)
982 人
生存率 : b / a × 100 = 50.3 %
生存率 : e / d × 100 = 8.5 %
社会復帰率 : c / a
社会復帰率 : f / d
× 100 = 4 2 .6 %
- 98 -
× 100 = 5.0 %