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参考資料4 令和5年版「救急・救助の現況」 (154 ページ)

公開元URL https://www.fdma.go.jp/singi_kento/kento/post-134.html
出典情報 救急業務のあり方に関する検討会(2/20)《総務省》
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事故種別ごとの救助活動状況
令和4年中における事故種別ごとの救助活動状況は、第7表のとおりである。
第7表

(注)1



事故種別救助活動状況

(単位:隊、人)

)内は、構成比である。割合の算出に当たっては、端数処理(四捨五入)のため、合計

が 100%にならない場合がある。


事故種別は、次により区分している。

(1) 「火災」とは、火災現場において、直接火災に起因して生じた事故をいう。
(2) 「交通事故」とは、すべての交通機関相互の衝突及び接触又は単一事故若しくは歩行者等が交通
機関に接触したこと等による事故をいう。

(3) 「水難事故」とは、水泳中の溺者、水中転落等による事故をいう。
(4) 「風水害等自然災害事故」とは、暴風、豪雨、豪雪、洪水、高潮、地震、津波、噴火、雪崩、地す
べりその他の異常な自然現象に起因する災害事故をいう。

(5) 「機械による事故」とは、エレベーター、プレス機械、ベルトコンベアーその他の建設機械、工作
機械等による事故をいう。

(6) 「建物等による事故」とは、建物、門、柵、へい等の建物に付帯する施設又はこれらに類する工作
物の倒壊による事故、建物等内に閉じ込められる事故、建物等に挟まれる事故等をいう(意識障
害等により建物内で身動きがとれず、ドアに鍵がかかっているため室内に入れないものも含む)。

(7) 「ガス及び酸欠事故」とは、一酸化炭素中毒その他のガス中毒事故、酸素欠乏による事故等をい
う。

(8) 「破裂事故」とは、直接火災に起因して生じた事故以外のボイラー、ボンベ等の物理的破裂によ
る事故をいう。

(9) 「その他」とは、前記に掲げる事故種別(1)~(8)以外の事故等で、消防機関による救助を必要とし
た事故をいう。

(1) 救助出動件数(救助隊等が出動した件数)
「風水害等自然災害事故」が 430 件(対前年比 75 件減、14.9%減)

「ガス及
び酸欠事故」が 736 件(同 39 件減、5.0%減)と減少する一方で、
「建物等によ
る事故」が4万 8,103 件(同 5,994 件増、14.2%増)

「交通事故」が2万 1,135
件(同 210 件増、1.0%増)、と増加している。なお、救助出動件数全体の中で昭

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