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参考資料4 令和5年版「救急・救助の現況」 (115 ページ)

公開元URL https://www.fdma.go.jp/singi_kento/kento/post-134.html
出典情報 救急業務のあり方に関する検討会(2/20)《総務省》
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8. 一般市民が目撃した心原性心肺機能停止傷病者のうち、救急隊が心肺蘇生を開始
した時間別の生存率(初期心電図波形がVF/無脈性VTの傷病者)
令和4年中に一般市民が心原性心肺機能停止の時点を目撃し、かつ初期心電図波
形がVF又は無脈性VTであった傷病者 4,308 人のうち、救急隊が心肺蘇生を開始
するまでの時間が 10 分以内の場合、1ヵ月後生存率は 33.0%~37.7%で、1ヵ月
後社会復帰率は 23.9%~26.3%であった。救急隊による心肺蘇生開始までの時間
が 10 分を超えると1ヵ月後生存率、1ヵ月後社会復帰率は低下傾向を示した(第
105 図、第 106 表及び第 107 図参照)。
(参考)ウツタイン統計系統図
うち、一般市民目撃あり

28,834 人

分析対象

第105図

うち、初期心電図波形が
VF/無脈性VT波形

初期心電図波形が
VF/無脈性VT波形以外

4,308 人

24,526 人

一般市民が心原性心肺機能停止の時点を目撃し、かつ初期心電図波形がVF
又は無脈性VTで、救急隊が心肺蘇生を開始した時間別の生存率(令和4
年)
一般市民が心原性心肺機能停止を目撃した初期心電
図波形がVF/VTの傷病者

4,308人

うち、心肺機能停止を目撃し
た時点から3分以内に救急隊
が心肺蘇生を開始した傷病者

うち、心肺機能停止を目撃し
た時点から3-5分で救急隊が
心肺蘇生を開始した傷病者

うち、心肺機能停止を目撃し
た時点から5-10分で救急隊が
心肺蘇生を開始した傷病者

うち、心肺機能停止を目撃し
た時点から10-15分で救急隊
が心肺蘇生を開始した傷病者

うち、心肺機能停止を目撃し
た時点から15分以上経過して
から救急隊が心肺蘇生を開始
した傷病者

うち、
心肺蘇生
が実施され
なかった傷
病者

218人 ( a )

186人 ( d )

1,485人 ( g )

1,588人 ( j )

823人 ( m )

8人

1ヵ月後、生存

入院後、死亡

1ヵ月後、生存

入院後、死亡

1ヵ月後、生存

入院後、死亡

1ヵ月後、生存

入院後、死亡

1ヵ月後、生存

入院後、死亡

72人( b )

146人

64人( e )

122人

560人( h )

925人

493人( k )

1,095人

176人( n )

647人

OPC/CPC
共に1又は2

OPC/CPC
共に1又は2以外

OPC/CPC
共に1又は2

OPC/CPC
共に1又は2以外

OPC/CPC
共に1又は2

OPC/CPC
共に1又は2以外

OPC/CPC
共に1又は2

OPC/CPC
共に1又は2以外

OPC/CPC
共に1又は2

OPC/CPC
共に1又は2以外

52人( c )

20人

45人( f )

19人

390人( i )

170人

287人( l )

206人

117人( o )

59人

生存率 : b / a × 100 = 33.0 %

生存率 : e /d × 100 = 34.4 %

生存率 : h / g × 100 = 37.7 %

生存率 : k / j × 100 = 31.0 %

生存率 : n / m × 100 = 21.4 %

社会復帰率 : c / a × 100 = 23.9 %

社会復帰率 : f / d × 100 = 24.2 %

社会復帰率 : i / g × 100 = 26.3 %

社会復帰率 : l / j × 100 = 18.1 %

社会復帰率 : o / m × 100 = 14.2 %

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