参考資料4 令和5年版「救急・救助の現況」 (56 ページ)
出典
公開元URL | https://www.fdma.go.jp/singi_kento/kento/post-134.html |
出典情報 | 救急業務のあり方に関する検討会(2/20)《総務省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
令和4年中の救急救命士が行った特定行為等(除細動、器具を用いた気道確保、
静脈路確保、薬剤投与(アドレナリン)、血糖測定、ブドウ糖投与、自己注射が可
能なアドレナリン製剤使用)は 29 万 6,807 件で、前年と比較して3万 4,162 件
(13.0%)増加している。
また、平成 16 年から処置範囲が拡大されてきた行為(気管挿管、薬剤投与(ア
ドレナリン)、血糖測定、ブドウ糖投与、心肺機能停止前輸液)は 17 万 3,559 件
で、前年と比較して2万 985 件(13.8%)増加している(第 60 表、第 61 図参照)。
第61図
380,000
360,000
340,000
320,000
300,000
280,000
260,000
240,000
220,000
200,000
180,000
160,000
140,000
120,000
100,000
80,000
60,000
40,000
20,000
0
特定行為等の実施状況
(件)
特定行為等
処置範囲拡大された行為
296,807
262,645
243,618
241,675
235,749
215,821
173,559
188,533
161,381
152,574
135,668
139,182
134,717
140,055
122,054
132,889
114,860
106,140
115,531
97,164
92,777
93,064
84,316
78,490
66,039
67,129
40,907
29,775
21,188 23,791 26,707
14,808 17,979
2,572 6,881
11,424
(注)東日本大震災の影響により、平成 22 年の陸前高田市消防本部及び平成 23 年の釜石大槌地
区行政事務組合消防本部及び陸前高田市消防本部のデータを除いた数値で集計している。
(3) 医師の現場出動の状況
傷病者が重篤な状態や救出困難な状況の場合、医師による医療行為を早期に開
始するために、現場に医師を要請する事案がある。
このような事案に対応するため、一部の消防機関において、医療機関に隣接し
た救急ワークステーションなどの拠点施設から、重篤事案の際に医師と共に出動
するものや、ドクターカー・ドクターヘリにより医師が現場出動する形態がある。
令和4年中の医師が現場に赴いた件数は4万5,659件であり、このうち急病に
よるものが2万8,138件(61.6%)となっている。
- 47 -