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参考資料4 令和5年版「救急・救助の現況」 (158 ページ)

公開元URL https://www.fdma.go.jp/singi_kento/kento/post-134.html
出典情報 救急業務のあり方に関する検討会(2/20)《総務省》
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救助出動人員、救助活動人員及び救助人員

救助出動人員は、消防職員 155 万 1,258 人、消防団員5万 3,237 人である。このう
ち、火災以外の出動人員は、消防職員 142 万 4,839 人、消防団員1万 5,551 人である。
なお、事故種別ごとの救助出動人員を多い順にみると、消防職員については、
「建物等
による事故」が 59 万 8,774 人、「交通事故」が 28 万 7,762 人で、消防団員について
は、
「火災」が3万 7,686 人、
「水難事故」が 1,933 人である(第 14 表、別表6参照)。
次に、救助活動人員は、消防職員で 60 万 9,813 人、消防団員 8,562 人である(第
14 表、別表7参照)。
また、事故種別ごとに、救助活動1件当たりの救助活動人員をみると、全体の平均
では 10.9 人で活動しており、事故種別でみると、
「火災」の 16.0 人が最も多く、次
に「水難事故」の 14.4 人となっている(第 15 表参照)

同様に、救助活動1件当たりの救助人員をみると、全体の平均では 1.1 人であり、
事故種別でみると、「風水害等自然災害事故」の 3.2 人が最も多くなっている(第 15
表参照)

第 14 表

救助出動人員及び救助活動人員の状況
(単位:人)

事故種別

火 災

区分









126,419
(8.1)
53,623
(8.8)
37,686
(70.8)
4,660
(54.4)

救助出動人員
救助活動人員
救助出動人員
救助活動人員

(注)1 (

交通事故

水難事故

287,762
(18.6)
117,459
(19.3)
904
(1.7)
248
(2.9)

81,641
(5.3)
40,507
(6.6)
1,933
(3.6)
792
(9.3)

機械による
事故
4,629
21,200
(0.3)
(1.4)
2,316
9,853
(0.4)
(1.6)
336
37
(0.6)
(0.1)
304
3
(3.6)
(0.0)

風水害等
自然災害事故

建物等に
よる事故
598,774
(38.6)
265,321
(43.5)
1,785
(3.4)
176
(2.1)

ガス及び
酸欠事故
13,366
(0.9)
5,232
(0.9)
173
(0.3)
56
(0.7)

破裂事故
114
(0.0)
64
(0.0)
0
(0.0)
0
(0.0)

その他
417,353
(26.9)
115,438
(18.9)
10,383
(19.5)
2,323
(27.1)


1,551,258
(100)
609,813
(100)
53,237
(100)
8,562
(100)

)内は、構成比である。割合の算出に当たっては、端数処理(四捨五入)のため、合計が 100%

にならない場合がある。


「救助出動人員」とは、救助活動を行うために出動したすべての人員をいう。



「救助活動人員」とは、救助出動人員のうち実際に救助活動を行った人員をいう。

4 「建物等による事故」とは、建物、門、柵、へい等建物に付帯する施設又はこれらに類する工作物の倒
壊による事故、建物等内に閉じ込められる事故、建物等に挟まれる事故等をいう。


第 15 表

「その他」とは、上記事故種別以外の事故で、消防機関による救助を必要としたものをいう。

救助活動1件当たりの救助活動人員(消防職員及び消防団員)及び
救助人員等の状況
(単位:人)

事故
種別
火災
区分

風水害等
機械に 建物等に ガス及び
交通事故 水難事故 自然災害
破裂事故
よる事故 よる事故 酸欠事故
事故

その他

平均

救 助
活 動
人 員

16.0

9.6

14.4

9.5

10.1

7.7

11.2

10.7

8.9

10.9

救 助
人 員

0.4

1.2

1.1

3.2

1.1

0.8

0.8

0.8

0.9

1.1

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