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参考資料4 令和5年版「救急・救助の現況」 (53 ページ)

公開元URL https://www.fdma.go.jp/singi_kento/kento/post-134.html
出典情報 救急業務のあり方に関する検討会(2/20)《総務省》
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救急活動の内容
(1) 救急隊の行った応急処置等
令和4年中の救急自動車による搬送人員のうち、救急隊が応急処置等を実施し
た傷病者は618万1,811人(99.4%)となっており、平成3年8月の「救急隊員の
行う応急処置等の基準」(昭和53年消防庁告示第2号)の改正により拡大された
応急処置等が実施された件数は1,757万2,012件となっている(第59表、第60表参
照)。
また、救急隊の行った応急処置等の状況を事故種別ごとに示したのが第60表で
ある。
第59表

拡大された応急処置等実施件数及び特定行為等の件数の推移
(単位:件)





拡大された
応急処置等件数
特定行為等

平成26年

平成27年

平成28年

平成29年

平成30年

令和元年

令和2年

令和3年

令和4年

13,702,686

14,144,953

14,714,256

15,232,969

16,003,545

16,618,225

14,712,934

15,681,593

17,572,012

135,668

161,381

188,533

215,821

235,749

241,675

243,618

262,645

296,807

(注)1 拡大された応急処置等とは次のもの、及び2に掲げるものをいう。
(1) 自動式心マッサージ器
(2) 在宅療法の継続
(3) ショックパンツを使用した血圧保持等
(4) 血圧測定
(5) 聴診器を使用した心音・呼吸音聴取
(6) 血中酸素飽和度測定
(7) 心電図測定
(8) 経鼻エアウェイによる気道確保
(9) 喉頭鏡、マギール鉗子による異物除去
2 特定行為等とは、医師による指示を必要とする応急処置等で、次のものをいう。
(1) 自動体外式除細動器による除細動(救急隊の救急救命士以外が実施可能となった平成
16年7月以降の実施分も含む。)
(2) 静脈路確保のための輸液
(3) ラリンゲアルマスク等、器具による気道確保
(4) 気管挿管(救急救命士が実施可能とされた平成16年7月以降の数値)
(5) 薬剤投与(アドレナリン)(救急救命士が実施可能とされた平成18年4月以降の数値)
(6) 自己注射が可能なアドレナリン製剤の使用(救急救命士が実施可能とされた平成21年
4月以降の数値)
(7) 血糖測定、ブドウ糖投与、心肺機能停止前輸液(救急救命士が実施可能とされた平成
26年4月以降の数値)
3 各年とも1月から12月までの数値である。
4 1人につき複数の応急処置等を行うこともあるため、応急処置等対象搬送人員と事故種別
ごとの応急処置等の計の数とは一致しない。

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