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参考資料4 令和5年版「救急・救助の現況」 (121 ページ)

公開元URL https://www.fdma.go.jp/singi_kento/kento/post-134.html
出典情報 救急業務のあり方に関する検討会(2/20)《総務省》
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非心原性心肺機能停止傷病者の分析
1. 非心原性心肺機能停止傷病者の目撃者別の生存率
令和4年中に非心原性心肺機能停止の時点を目撃した傷病者2万 1,928 人のうち、
一般市民が心肺機能停止の時点を目撃した傷病者の 1 ヵ月後生存率は 8.1%で、1 ヵ
月後社会復帰率は 3.7%であった。平成 25 年と比較すると、1ヵ月後生存率、1ヵ月
後社会復帰率はそれぞれ 1.4 ポイント、0.1 ポイント低下している。
また、救急隊等が目撃した傷病者の 1 ヵ月後生存率は 10.3%で、1 ヵ月後社会復帰
率は 4.7%であった。平成 25 年と比較すると、それぞれ 0.6 ポイント、0.2 ポイント
上昇している(第 112 図、第 113 表参照)。
(参考)ウツタイン統計系統図
心肺機能停止傷病者数

142,728 人

心原性

非心原性

91,498 人

51,230 人

分析対象

第112図

目撃あり

目撃無し

21,928 人

29,302 人

非心原性心肺機能停止の時点を目撃した傷病者の生存率(令和4年)



非心原性心肺機能停止のうち、目撃あり
傷病者

##

21,928 人

うち、一般市民が目撃した傷病者

17,546 人

うち、救急隊等が目撃した傷病者

(a)

4,382 人

(d)

1ヵ月後、生存

入院後、死亡

1ヵ月後、生存

入院後、死亡

1,421 人 (b)

16,125 人

453 人 (e)

3,929 人

OPC/CPC
共に1又は2

OPC/CPC
共に1又は2以外

OPC/CPC
共に1又は2

OPC/CPC
共に1又は2以外

649 人(c)

772 人

206 人(f)

247 人

生存率 : b / a × 100 = 8.1 %

生存率 : e / d × 100 = 1 0 .3 %

社会復帰率 : c / a × 100 = 3.7 %

社会復帰率 : f / d × 100 = 4.7 %

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