参考資料4 令和5年版「救急・救助の現況」 (150 ページ)
出典
公開元URL | https://www.fdma.go.jp/singi_kento/kento/post-134.html |
出典情報 | 救急業務のあり方に関する検討会(2/20)《総務省》 |
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1
救助活動体制の現状
救助隊の範囲
昭和 61 年 4 月の消防法改正により救助隊が法的に位置付けられ、さらにこれを受
けて同年 10 月に「救助隊の編成、装備及び配置の基準を定める省令」
(昭和 61 年自
治省令第 22 号。以下「省令」という。
)が公布(昭和 62 年 1 月 1 日施行)されたこ
とに伴い、同省令に基づき市町村が配置する人命の救助を行うため、必要な特別の救
助器具を装備した消防隊を救助隊としている。
2
救助隊の設置状況
全国で救助隊を設置している消防本部は、全国 722 消防本部の 97.6%に当たる 705
消防本部となっている。また、全国 1,719 市町村のうち、96.2%に当たる 1,653 市町
村に救助隊が設置されている。
これらの救助隊設置状況は、第1表及び別表1のとおりである。
第1表
救助隊の設置状況(設置消防本部及び設置市町村)
人口段階別の救助隊の設置状況は第2表のとおりである。人口5万人以上の都市で
は、すべての消防本部で設置されている。
第2表
区 分
消防本部数
設置消防本部数
救助隊数(隊)
設置率(%)
(注)1
消防本部人口段階別救助隊設置率等
5万人
5万人以上
未満
10万人未満 30万人未満
248
231
268
93.1%
184
184
247
100.0%
10万人以上 30万人以上
202
202
416
100.0%
(大都市を除く。)
67
67
251
100.0%
大都市
21
21
236
100.0%
合計
722
705
1,418
97.6%
「大都市」とは、政令指定都市と東京都特別区(東京都が受託している市町村を含む)
。以下同じ。
2 消防本部人口は、令和2年国勢調査人口確定値に基づき集計している。
なお、救助隊設置本部における救助隊1隊当たりの人口等については、第3表のと
おりである。
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