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参考資料4 令和5年版「救急・救助の現況」 (153 ページ)

公開元URL https://www.fdma.go.jp/singi_kento/kento/post-134.html
出典情報 救急業務のあり方に関する検討会(2/20)《総務省》
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第2章


救助活動の状況

救助活動の範囲

調査に当たって対象とした救助活動は、次のいずれにも該当する「火災、災害又
は事故」により発生したものである。
① 要救助者の存在が予想され、その生命又は身体に現実の危険が及んでいるも
のであること。
② 緊急に要救助者を人力、機械力、器具等を用いて安全な場所に救出する必要
があるものであること。
③ 消防機関が行ったものであること(救助隊未設置の市町村等が行ったものも
含む)。
ただし、この調査では直接、人命救助を伴わない「警戒活動・危険物排除活動等
及び死体捜索」は、調査対象から除外している。
(注)
「火災」における「救助出動件数」は、出動件数そのものではなく、出動して実際に救助活
動を実施した場合のみ救助出動件数として計上している。この場合、救助出動件数と救助活
動件数は同数である。また、火災時に救助隊員の誘導に従って、自力で脱出した者の数は「救
助人員」には含めていない。



救助活動状況の概要

令和4年中における全国の救助活動の状況は、第6図、別表3、4、5のとおり
である。救助出動件数(救助隊等が出動した件数)10 万 8,515 件(対前年比 9,120
件増、9.2%増)、救助活動件数(救助隊等が実際に活動した件数)6万 8,123 件(同
4,925 件増、7.8%増)、救助人員(救助隊等が救助活動により救助した人員)6万
2,679 人(同 2,818 人増、4.7%増)であり、いずれも増加している。
第6図

救助出動・活動件数及び救助人員の推移

(単位:件、人)

120,000
110,000

108,515

100,000
90,000

97,429

96,424

63,836

63,670

61,507

61,340

平成30年

令和元年

80,000
70,000
60,000
50,000

93,989

59,977

99,395

63,198

救助活動件数

68,123

57,952

59,861

62,679

令和2年

令和3年

令和4年

- 144 -

救助出動件数

救助人員