参考資料4 令和5年版「救急・救助の現況」 (111 ページ)
出典
公開元URL | https://www.fdma.go.jp/singi_kento/kento/post-134.html |
出典情報 | 救急業務のあり方に関する検討会(2/20)《総務省》 |
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の有無別の生存率
令和4年中に一般市民が心原性心肺機能停止の時点を目撃した傷病者2万 8,834
人のうち、救急隊により除細動が実施された傷病者の 1 ヵ月後生存率は 25.6%とな
っており、救急隊による除細動が実施されなかった傷病者(適応でなかった傷病者
を含む。)の 1 ヵ月後生存率 6.3%と比較して約 4.1 倍高くなっている。
また、救急隊により除細動が実施された傷病者の 1 ヵ月後社会復帰率は 16.6%で
あり、救急隊による除細動が実施されなかった傷病者(適応でなかった傷病者を含
む。)の 1 ヵ月後社会復帰率 3.9%と比較して約 4.3 倍高くなっている。
さらに平成 25 年と比較すると、救急隊活動により除細動が実施された傷病者の 1
ヵ月後生存率、1 ヵ月後社会復帰率はそれぞれ 3.1 ポイント、3.4 ポイント低下し
ている(第 101 図、第 102 表参照)。
(参考)ウツタイン統計系統図
心肺機能停止傷病者数
142,728 人
心原性心肺機能停止
91,498 人
うち、目撃あり
36,080 人
分析対象
第101図
うち、一般市民目撃あり
救急隊等目撃あり
28,834 人
7,246 人
一般市民が目撃した心原性心肺機能停止傷病者のうち、救急隊による除細
動実施の有無別の生存率(令和4年)
一般市民が心原性心肺機能停止を
目撃した傷病者
28,834 人
うち、救急隊により除細動が
実施された傷病者
6,004 人
うち、救急隊による除細動が実施されなかった
(適応でなかった)傷病者
(a)
22,830 人
(d)
1ヵ月後、生存
入院後、死亡
1ヵ月後、生存
入院後、死亡
1,536 人 (b)
4,468 人
1,435 人 (e)
21,395 人
OPC/CPC
共に1又は2
OPC/CPC
共に1又は2以外
OPC/CPC
共に1又は2
OPC/CPC
共に1又は2以外
995 人 (c)
541 人
899 人 (f)
536 人
生存率 : b / a × 100 = 25.6 %
生存率 : e / d × 100 = 6.3 %
社会復帰率 : c / a × 100 = 16.6 %
社会復帰率 : f / d × 100 = 3.9 %
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