参考資料4 令和5年版「救急・救助の現況」 (57 ページ)
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公開元URL | https://www.fdma.go.jp/singi_kento/kento/post-134.html |
出典情報 | 救急業務のあり方に関する検討会(2/20)《総務省》 |
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応急手当の普及啓発
(1) 普及啓発活動等の概要
応急手当の普及啓発活動については、「応急手当の普及啓発活動の推進に関す
る実施要綱」(平成5年3月 30 日付け消防救第 41 号消防庁次長通知。平成 28
年4月 25 日最終改正。)に基づき各消防本部において応急手当指導員講習、応
急手当普及員講習、普通救命講習及び上級救命講習等が行われている。
令和4年中の消防本部が実施する応急手当講習の受講者数は 121 万 2,519 人
で、前年と比較すると増加したが、令和元年以前の水準には達していない(第 62
図、別表 12 参照)。
令和4年には心肺機能停止傷病者の 51.2%に一般市民(救急現場に居合わせ
た人)による応急手当(胸骨圧迫・人工呼吸・AEDによる除細動)が実施され
ている(第 62 図参照)。
第62図
応急手当講習受講者数と心肺機能停止傷病者への応急手当実施率及び通報者
への口頭指導実施率の推移
(%) 70
2,000,000 (人)
応急手当講習受講者数
(人)
応急手当実施率(%)
1,750,000
口頭指導実施率(%)
1,500,000
48.8
44.3
45.4
49.9
51.2
37.7
33.8
1,000,000
33.5 33.6
39.2
40.7
42.7 42.7 43.0
44.3 44.9
47.2
23.0
500,000
24.9
40
30
1,849,445
1,768,348
1,143,692
20
711,700
1,720,109
630,765
1,428,952
1,485,863
910,092
1,566,172
10
1,619,119
1,572,328
623,468
9
1,212,519
50
1,853,555
1,119,610
1,467,134
517,058
平
成
8
年
50.6 51.2
1,934,961
1,215,985
27.8
690,507
0
51.5
60
1,842,274
839,114
250,000
49.9 50.7 50.7
61.7
58.3
1,958,678
954,834
16.9
57.0
59.7
1,993,211
1,029,308
19.7
15.1
26.6
48.1 48.9
35.3
30.8
750,000
55.9
46.3
41.7
1,250,000
53.3
54.7
58.0 57.8
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
令
和
元
年
2
3
(注)1 口頭指導実施割合については、データの収集が平成 17 年からとなる。
2 東日本大震災の影響により、平成 22 年及び平成 23 年の釜石大槌地区行政事務組合消防本部
及び陸前高田市消防本部のデータを除いた数値で集計している。
3 応急手当受講者数とは、普通救命講習、上級救命講習、救命入門コースの受講者数をいう。
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