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参考資料4 令和5年版「救急・救助の現況」 (39 ページ)

公開元URL https://www.fdma.go.jp/singi_kento/kento/post-134.html
出典情報 救急業務のあり方に関する検討会(2/20)《総務省》
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また、軽症(外来診療)者のうち、①接触時、見た目に緊急性がなかっ
た、②脳卒中や急性冠症候群の疑いがなかった、③医師引継ぎまでにバイタ
ルサイン・心電図の異常がなかった、④救急隊が応急処置を行わなかった、
以上、4項目全てに該当した(救急搬送の必要性が低かった)者の占める割
合は 12.2%となっている(第 37 表参照)。
第37表

傷病程度別(軽症(外来診療))の搬送人員のうち上記4項目全てに
該当した者の割合
(単位:人)
令和2年

令和3年

令和4年

軽症(外来診療)の搬送人員
(a)

2,412,001

2,460,460

2,940,106

(a)のうち上記4項目全てに該
当した者(b)

274,406

365,346

358,716

( a) の う ち ( b) の占 める 割合
(%)

11.4

14.8

12.2

(注) 上記(b)の中には、傷病者の状態によっては、①バイタルサイン・心電図を測定
できなかった者、②応急処置を行えなかった者、③医療機関での診察や検査の結果、
早期に治療が必要だった者も含まれるなど、機械的な簡易フローチャートに基づく概
数であることに留意が必要である。

3. 傷病程度別の年齢区分別の搬送人員
令和4年中の救急自動車による搬送人員のうち、傷病程度別及び年齢区分
別にみると、新生児及び高齢者は中等症(入院診療)、乳幼児、少年及び成
人は軽症(外来診療)の割合が高くなっている(第 38 表参照)。
第38表

傷病程度別の年齢区分別の搬送人員 (令和4年 単位:人)

年齢区分
新生児

乳幼児

少 年

成 人

高齢者

合 計

249
(0.1)
3,222
(1.2)
59,450
(21.7)
211,151
(77.0)
68
(0.0)
274,140
(100)

256
(0.1)
3,317
(1.6)
45,655
(22.3)
155,893
(76.0)
62
(0.0)
205,183
(100)

12,977
(0.7)
96,153
(5.2)
607,966
(32.6)
1,144,608
(61.5)
684
(0.0)
1,862,388
(100)

77,822
(2.0)
376,797
(9.8)
1,980,474
(51.3)
1,426,829
(36.9)
1,231
(0.0)
3,863,153
(100)

91,364
(1.5)
480,951
(7.7)
2,702,797
(43.5)
2,940,106
(47.3)
2,065
(0.0)
6,217,283
(100)

程度
死 亡
重 症
(長期入院)
中等症
(入院診療)
軽 症
(外来診療)
その他
合 計

60
(0.5)
1,462
(11.8)
9,252
(74.5)
1,625
(13.1)
20
(0.2)
12,419
(100)

(注)1 ( )内は、構成比(単位:%)を示す。
2 割合の算出に当たっては、端数処理(四捨五入)のため、割合・構成比の合計は
100%にならない場合がある。

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