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参考資料4 令和5年版「救急・救助の現況」 (37 ページ)

公開元URL https://www.fdma.go.jp/singi_kento/kento/post-134.html
出典情報 救急業務のあり方に関する検討会(2/20)《総務省》
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(3) 傷病程度別の搬送人員
1. 傷病程度別の搬送人員の概要
令和4年中の救急自動車による搬送人員のうち、最も多い傷病程度別は軽
症(外来診療)294万106人(47.3%)、続いて中等症(入院診療)270万2,79
7人(43.5%)、重症(長期入院)48万951人(7.7%)、死亡9万1,364人
(1.5%)となっている。傷病程度別の搬送人員について、前年と比較する
と、軽症(外来診療)が最も増加した(第33表、第34図参照)。
傷病程度別の搬送人員の構成比について、過去からの推移をみると、軽症
(外来診療)は減少傾向、中等症(入院診療)は増加傾向にある(第35図参
照)。
第33表
搬送人員

傷病程度別の搬送人員対前年比

令和4年中

令和3年中

対前年比

傷病程度

搬送人員 構成比(%) 搬送人員 構成比(%)

死亡
重症(長期入院)
中等症(入院診療)
軽症(外来診療)
その他
合計

91,364
480,951
2,702,797
2,940,106
2,065
6,217,283

第34図

1.5
81,448
7.7
466,440
43.5 2,481,532
47.3 2,460,460
0.0
1,864
100 5,491,744

1.5
8.5
45.2
44.8
0.0
100

傷病程度別の搬送人員構成比

重症
(長期入院)
480,951人
7.7%

中等症
(入院診療)
2,702,797人
43.5%

死亡
91,364人
1.5%

搬送人員
6,217,283人

(単位:人)

増減数

増減率(%)

9,916
14,511
221,265
479,646
201
725,539

12.2
3.1
8.9
19.5
10.8
13.2

(令和4年)

その他
2,065人
0.0%

軽症
(外来診療)
2,940,106人
47.3%

(注)1 初診時における傷病程度は次によっている。
(1)死
亡:初診時において死亡が確認されたもの。
(2)重 症 ( 長 期 入 院 ):傷病程度が3週間以上の入院加療を必要とするもの。
(3)中 等 症 ( 入 院 診 療 ):傷病程度が重症または軽症以外のもの。
(4)軽 症 ( 外 来 診 療 ):傷病程度が入院加療を必要としないもの。
(5)そ

他:医師の診断がないもの及び傷病程度が判明しないもの、並びにその他の場
所に搬送したもの。
なお、傷病程度は入院加療の必要程度を基準に区分しているため、軽症の中には早期に病院での治療
が必要だったものや、通院による治療が必要だったものも含まれる。
2 割合の算出に当たっては、端数処理(四捨五入)のため、割合・構成比の合計は 100%にならない
場合がある。

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