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参考資料4 令和5年版「救急・救助の現況」 (96 ページ)

公開元URL https://www.fdma.go.jp/singi_kento/kento/post-134.html
出典情報 救急業務のあり方に関する検討会(2/20)《総務省》
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(6) 心原性心肺機能停止傷病者生存率(都道府県別及び年齢区分別)
1. 一般市民が目撃した心原性心肺機能停止傷病者の生存率の推移(都道府県別及び
年齢区分別の 10 ヵ年集計、10 ヵ年推移)
令和4年中に一般市民が心原性心肺機能停止の時点を目撃した傷病者は2万
8,834 人であり、1ヵ月後生存者は 2,971 人、1ヵ月後生存率は 10.3%であった。
また、1ヵ月後社会復帰者は 1,894 人であり、1ヵ月後社会復帰率は 6.6%であっ
た(第 84 図、第 85 図参照)。
都道府県別の令和4年中の一般市民が目撃した心原性心肺機能停止傷病者の 1 ヵ
月後生存率は、徳島県(17.7%)、福岡県(16.4%)、佐賀県(15.8%)等で高く、
1ヵ月後社会復帰率については、徳島県(13.3%)、佐賀県(11.2%)、福岡県(11.1%)
等で高かった(別表 18 参照)。平成 25 年から令和4年までの 10 ヵ年集計による1
ヵ月後生存率は、福岡県(21.3%)、沖縄県(18.3%)、石川県(17.8%)等で高か
った。また、10 ヵ年集計による1ヵ月後社会復帰率は、福岡県(14.6%)、沖縄県
(11.6%)、佐賀県(11.3%)等が高くなっている(別表 19 参照)。
10 ヵ年の集計からみると、1ヵ月後生存率、1ヵ月後社会復帰率ともに女性に比
べ、男性の方が高く、年齢区分では男女共に満 10~19 歳が最も高い(第 86 表参照)。
第84図

一般市民が目撃した心原性心肺機能停止傷病者の1ヵ月後生存率
(10 ヵ年推移)

18%

1ヵ月後生存者数
1ヵ月後生存率

16%
14%

(人) 4,000

11.9%

12.2%

13.0%

3,500
13.3%

13.5%

13.9%

13.9%

3,000
12.2%

2,500
11.1%

12%

10.3%

2,000
1,500

10%

1,000
8%

3,035

3,082

3,186

3,400

3,444

3,584

3,559

3,155

2,944

2,971

500
0

6%
平成25年 平成26年 平成27年 平成28年 平成29年 平成30年 令和元年 令和2年 令和3年 令和4年

第85図

一般市民が目撃した心原性心肺機能停止傷病者の1ヵ月後社会復帰率
(10 ヵ年推移)
1ヵ月後社会復帰者数

12%

(人) 2,500

1ヵ月後社会復帰率

10%
7.9%

7.8%

8.6%

8.7%

8.7%

9.1%

9.0%

2,000
7.5%

8%

6.9%

6.6%

1,500

6%

1,000

4%

500

2,011

1,972

2,103

2,226

2,232

2,355

2,291

1,942

1,838

1,894

2%

0
平成25年 平成26年 平成27年 平成28年 平成29年 平成30年 令和元年 令和2年 令和3年 令和4年

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