参考資料4 令和5年版「救急・救助の現況」 (123 ページ)
出典
公開元URL | https://www.fdma.go.jp/singi_kento/kento/post-134.html |
出典情報 | 救急業務のあり方に関する検討会(2/20)《総務省》 |
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生実施の有無別の生存率
令和4年中に一般市民が非心原性心肺機能停止の時点を目撃した傷病者は1万
7,546 人であり、一般市民が心肺蘇生を実施した傷病者は 10,365 人(59.1%)であ
った。そのうち、1ヵ月後生存者は 1,014 人、1ヵ月後生存率は 9.8%であり、心
肺蘇生を実施しなかった場合の 1 ヵ月後生存率 5.7%と比較して約 1.7 倍高くなっ
ている。また、一般市民が心肺蘇生を実施した傷病者のうち1ヵ月後社会復帰者は
502 人、1ヵ月後社会復帰率は 4.8%であり、心肺蘇生を実施しなかった場合の1
ヵ月後社会復帰率 2.0%と比較して約 2.4 倍高くなっている。
平成 25 年と比較すると、一般市民が心肺蘇生を実施した傷病者の1ヵ月後生存
率、1ヵ月後社会復帰率はそれぞれ 1.4 ポイント、0.3 ポイント低下している(第
114 図、第 115 表参照)。
(参考)ウツタイン統計系統図
非心原性
51,230 人
分析対象
第114図
目撃あり
目撃無し
21,928 人
29,302 人
一般市民の目撃あり
一般市民の目撃無し
17,546 人
4,382 人
一般市民が目撃した非心原性心肺機能停止傷病者のうち、一般市民に
よる心肺蘇生実施の有無別の生存率(令和4年)
一般市民が非心原性心肺機能停止を
目撃した傷病者
17,546 人
うち、一般市民により心肺蘇生が
実施された傷病者
10,365 人
うち、一般市民による心肺蘇生が
実施されなかった傷病者
(a)
7,181 人
(d)
1ヵ月後、生存
入院後、死亡
1ヵ月後、生存
入院後、死亡
1,014 人 (b)
9,351 人
407 人 (e)
6,774 人
OPC/CPC
共に1又は2
OPC/CPC
共に1又は2以外
OPC/CPC
共に1又は2
OPC/CPC
共に1又は2以外
502 人 (c)
512 人
147 人 (f)
260 人
生存率 : b / a × 100 = 9.8 %
生存率 : e / d × 100 = 5.7 %
社会復帰率 : c / a × 100 = 4.8 %
社会復帰率 : f / d × 100 = 2.0 %
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