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令和5年 国民健康・栄養調査報告 全体版 (14 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/eiyou/r5-houkoku_00001.html
出典情報 令和5年 国民健康・栄養調査報告(3/25)《厚生労働省》
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(2)調査体制
調査体制は8頁のとおりである。
(3)調査票の様式
ア.身体状況調査票…………………………24 〜 25 頁参照
イ.栄養摂取状況調査票……………………26 〜 29 頁参照
ウ.生活習慣調査票…………………………30 〜 31 頁参照
(4)調査方法
ア.身体状況調査
被調査者の集合に便利な場所を会場に設定し,以下の方法で測定した。
(ア)身長:両かかとを密接させ,背,臀部及びかかとを身長計の尺柱に接して
直立させて,両上肢を体側にたれ,頭部を正位に保たせて測定した。
(イ)体重:被調査者を裸体に近い状態にして,体重計の秤台の真中に特に静か
に乗らせて測定した。なお,体重は裸体で測定するのが望ましいが,衣服
を着たまま測定した場合は,衣服の重さを測定数値から差し引いた。
(ウ)腹囲:立位でへその高さで計測した。その際,被調査者には,両足をそろ
え,両腕はからだの横に自然に下げてもらい,腹壁に力が入らないように
した。なお,できるだけ飲食直後の測定を避けるようにした。
測定者は,被調査者の正面に立ち,巻き尺(合成樹脂製 JIS 規格のもの
で,伸縮による目盛りの狂いの少ないもの)を腹部に直接あてた。巻き尺
が水平面できちんと巻かれているかを確認し,普通の呼吸での呼気の終わ
りに,0.5cm までの単位で目盛りを読みとった。
正確な計測を行うため,下着などは着用しないことが望ましいとしたが,
被調査者の負担とならないように配慮した。
(エ)血圧:測定機器…ハイブリッド血圧計を使用した。機種選定の際は,以下
の1)〜4)について,すべてを満たすものとした。
1)測定方式:聴診法
2)加圧方式:送気球による手動加圧
3)表示方式:バー表示
4)医療機器分類:管理医療機器又は特定保守管理医療機器
【血圧測定の条件】
①測定前の運動,食事,たばこ,寒冷曝露など,血圧測定値に影響があると
考えられる条件を避けるようにした。
②あらかじめ排尿させ,測定前5分以上の心身の安静をとった後に測定した。
③体位は,椅子(背もたれのあるものが望ましい)の座位とした。
④測定部位は右腕の上腕とした。右腕での測定が不可能なものについては,
左腕で測定した。
⑤上腕を緊縛する衣服を着ている場合は,脱衣のうえ,マンシェットを巻いた。

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