資料1-3-1 新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要(コミナティ筋注) (146 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00052.html |
出典情報 | 第85回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第14回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(10/7)《厚生労働省》 |
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年齢
(接種
時)
性別
接種日
発生日
(死亡日)
ロット番号
接種回数
死因等
(報告者による見解・考察等)
基礎疾患等
報告書上の記載
1114
76歳
女
2021年7月13日
2021年8月1日
不明
1回目
専門家による評価【令和4年9月2日時点】
報告医が
死因等の判断に
至った検査
因果関係
(報告医評価)
他要因の可能
性の有無
(報告医評価)
対応するMedDRA PT
併用薬:2021/05/07より再発乳癌
治療(MBC治療)のためにアベマシ
クリブとアナストロゾールを開始して
多臓器機能不全症候群
いた。
基礎疾患:ホルモン陽性HER2陰性
再発乳癌、合併症:右胸膜転移、腎
機能低下(eGFR 51.6ml/分
/1.73m2、原因は不明)、高血圧症、
脂質異常症、両側多発肺転移、右
胸水、左腋窩リンパ節転移、左鎖骨
上リンパ節転移、右癌性胸膜炎疑
い。既往歴:骨粗鬆症、糖尿病。
多臓器不全症候群に至る薬剤性間
7月16日に息苦しさ訴えて受診し、 質性肺炎及び敗血症性ショック
間質性肺疾患
7/19間質性肺炎の診断、報告医師
の見解として、アベマシクリプが被 (〜10/22の情報に基づく)
疑薬とされた。7/23症状悪化、人工
呼吸器スタート
併用薬:アベマシクリブ、アナストロ
ゾール、ロペラミド塩酸塩、経腸成
分栄養剤、フロセミド、ロフラゼプ酸
エチル、モサプリドクエン酸塩水和
物、メペンゾラート臭化物、酪酸菌
配合剤、ベニジピン塩酸塩、酸化マ
敗血症性ショック
グネシウム、ゾルピデム酒石酸塩
CT、血液検査、
血液培養(大腸
菌、グラム陰性菌
を検出)、胸部レン
トゲン、冠動脈カ
不明
テーテル検査、心
エコー
不明
ワクチンと死亡との
因果関係評価
★
(評価記号 )
γ
コメント
基礎疾患やその治療内容が経過に影響を与えた可能性
が高いと考える。ワクチン接種と死亡の因果関係は不明
である。
専門家による評価【令和4年10月7日時点】
ワクチンと死亡との
因果関係評価
★
(評価記号 )
γ
※〜8/5から変更なし。
評価に用いた報告内容
資料番号
基礎疾患やその治療内容が経過に影響を与えた可能性
が高いと考える。ワクチン接種と死亡の因果関係は不明
である。
※〜9/2から変更なし。
(〜10/22の情報
に基づく)
(〜12/24の情報に基づく)
1115
50歳代
男
不明
不明
FF3622
2回目
不明
不明
不明
不明
不明
不明
γ
患者背景や死因に関する情報が不足しており、ワクチン
接種と死亡の因果関係は評価できない。
γ
※〜8/5から変更なし。
1116
78歳
男
2021年6月10日
2021年7月25日
不明
1回目
不明
6月23日より37℃台、28日に38℃で
受診し、肺炎の診断で入院。
間質性肺炎
間質性肺疾患
CT
評価不能
無
γ
(コメント無し)
※〜8/5から変更なし。
患者背景や死因に関する情報が不足しており、ワクチン
接種と死亡の因果関係は評価できない。
※〜9/2から変更なし。
γ
(コメント無し)
※〜9/2から変更なし。
(〜10/1の情報に基づく)
1117
1118
76歳
67歳
男
男
2021年8月2日
2021年8月5日
2021年8月3日
2021年8月8日
EY3860
EY0573
2回目
1回目
2型糖尿病による慢性腎臓病で血液
透析中(2011〜)、7/12 1回目コミナ
ティ接種、令和3年5月26日絞扼性イ
レウス発症し手術施行、令和3年6 誤嚥性肺炎
月7日廃用症候群と診断、令和3年6
月28日からリハビリ目的で理学療
法・作業療法を施行
治療・投薬:がん、高血圧症、痛風
7月中旬に認められていた薬剤性肺
炎疑いで8月6日に受診し、SpO2
87-92%の低下あり、8日に呼吸苦で
際受診したところSpO2 60%以下と低
下していた。
解剖所見:びまん性肺胞障害をきた
しており、それに伴う高度の肺胞出
血、肺水腫、硝子膜形成(急性滲出 肺うっ血、肺胞出血疑い
期)、一部に繊維芽細胞増生(亜急
性増殖期)を認め、発症約3日の急
性呼吸窮迫症候群に矛盾しない所
見。下肺野優位にfibroblastic fociを
認め、薬剤性肺炎などでも矛盾しな
い間質性肺炎の所見等
(〜5/13の情報に基づく)
誤嚥性肺炎
肺うっ血
肺胞出血
不明
評価不能
病理解剖(高度な
肺うっ血、肺胞出
血疑い、発症約3
日の急性呼吸窮
迫症候群に矛盾
しない所見、薬剤
性肺炎などでも矛
盾しない間質性
肺炎の所見等)、
CT(両側びまん性
評価不能
にすりガラス影浸潤影)、心電図
(中核の陳旧性高
速が疑われる異
常QとST低下)、
血液検査(トロポ
ニンT軽度陽性)
(〜10/1の情報に
基づく)
146
有(絞扼性イレ
ウス、慢性腎臓
病)
γ
有(2020年12月
〜2021年7月上
旬までオキサリ
プラチン+TS-1
の化学療法を施
行されており、7
月中旬のCTで
両側肺野にすり
ガラス影が出
現。薬剤性の可
能性も考えられ
る。)
γ
接種前に37.6℃の体温であった。
※〜8/5から変更なし。
(コメント無し)
※〜8/5から変更なし。
γ
γ
注2
コメント
接種前に37.6℃の体温であった。
※〜9/2から変更なし。
(コメント無し)
※〜9/2から変更なし。
症例No