よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料1-3-1          新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要(コミナティ筋注) (191 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00052.html
出典情報 第85回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第14回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(10/7)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

No

年齢
(接種
時)

性別

接種日

発生日
(死亡日)

ロット番号

接種回数

死因等
(報告者による見解・考察等)

基礎疾患等

報告書上の記載

1384

1385

1386

1387

1388

1389

79歳

26歳

67歳

103歳

72歳

55歳













2021年6月25日

2021年8月3日

2021年11月13日 2021年12月4日

2021年11月30日 2021年12月2日

2021年4月21日
〜23日

2021年7月13日

2021年7月

ワクチン接種の
約1週間後

2021年7月17日

2021年12月7日

FC3661

FK8562

FJ5929

不明

EW0207

不明

2回目

1回目

2回目

1回目

2回目

2回目

心臓病(大動脈弁置換術後、ペース
メーカー移植後)、慢性腎臓病
2回目接種以降、呂律不良と右不全
麻痺が出現し入院。受診時すでに
改善傾向。もともとADL低下傾向の
ある血液透析患者で、観察のため
入院した。嚥下機能低下と廃用症
脳梗塞
候群が進んだが、7月17日退院。7
月28日に痰がらみと食事摂取量低
下のため再入院。食事摂取できなく
なり、血液低下も来たし、血液透析
も継続困難になり、8月3日死亡され
た。死亡の際は、1回目入院時の右
不全麻痺は認めず。

予診票の留意点はなし。アルコール
中毒者
1回目接種後に頭痛・嘔気あり。接
種翌日、COVID-19PCR検査実施し
陰性。点滴・解熱剤処方された。接
種2日後搬送。採血上炎症反応上
昇なし。点滴後帰宅。接種3日後、
多弁、シバリング、尿意頻回あり、
食事がとれなくなった。接種6日後、
COVID-19PCR・インフルエンザ抗原
検査いずれも陰性。排尿困難感あ
り。経過観察入院。接種7日後、尿
閉(導尿で500ml超)となり尿管留
置。前立腺炎の可能性もありLVFX
処方。接種8日後、持続する発熱、
叫ぶ、ベッドから降りる、疎通困難、
吃逆出現。ADEMの可能性を考慮さ
れデキサメタゾン投与。心筋炎は否
定。

因果関係
(報告医評価)

他要因の可能
性の有無
(報告医評価)

対応するMedDRA PT

脳梗塞

不明

評価不能

有(脳萎縮、慢
性脳虚血、動脈
硬化、高齢の血
液透析患者)

ワクチンと死亡との
因果関係評価

(評価記号 )

γ

自己免疫性脳炎

無菌性髄膜炎・ADEM疑い。両下腿 高体温症
静脈血栓確認。
→不明(症例はADEMの要件を満た
さず(画像上散在する脱髄病変が
確認されなかった))
→ワクチン接種後に発症した自己 播種性血管内凝固
免疫介在性と思われる脳炎、それ
による中枢性高熱よるDICと多臓器
不全、ギラン・バレー症候群疑い
(〜3/18の情報に基づく)

多臓器機能不全症候群

(〜3/18の情報に基づく)

ギラン・バレー症候群

高血圧
アシナガバチでアレルギー歴あり
2回目接種翌日は37.4度の発熱を認
めた。接種2日後に死亡した状態で
不明
発見された。
詳細不明であり、後日死亡時の発
見状況、解剖の結果等を追加報告
予定。

不明

1回目接種の約1週間後、心不全で
心不全
死亡。

心不全

2型糖尿病、高脂血症、心疾患(狭
心症:2014年2月、前下行枝高位側
壁枝ステント留置)
バイアスピリン内服、アレルギーな
し、1回目接種(2021年6月21日)
2回目接種数時間後から全身倦怠
不明
感、食欲不振、胃のあたりの痛みあ
り。当日以降も食思不振、水様便あ
り。水分は摂っていたが、倦怠感継
続。接種4日後来院。脱水と胃腸障
害が主体と考え、点滴終了後帰宅
させた。その夜に死亡。

不明

予診票での留意点は不明
目撃者なしの心肺停止。CTでイレ
ウスあり。原因詳細不明。

専門家による評価【令和4年9月2日時点】
報告医が
死因等の判断に
至った検査

不明
→イレウス

イレウス

血液検査、
COVID-19PCR・
インフルエンザ抗
原検査(陰性)、
MRI、CT、髄液培
養、単純ヘルペス
検査(陰性)、
Covid-19検査(陰 評価不能
性)、経動脈性門
脈造影下コン
ピュータ断層撮
影、超音波検査



γ

(〜3/18の情報に
基づく)

解剖(追加報告予
評価不能
定)



不明

不明

不明

血液検査、心電


評価不能

CT

評価不能

(〜1/21の情報に基づく)

191

γ

γ

有(狭心症を有
しており、胃腸
炎→脱水→心
筋梗塞となる可
能性はある)

γ

不明

γ

コメント

(コメント無し)
※〜8/5から変更なし。

専門家による評価【令和4年10月7日時点】

ワクチンと死亡との
因果関係評価

(評価記号 )

γ

評価に用いた報告内容
資料番号

(コメント無し)
※〜9/2から変更なし。

ギラン・バレー症候群について
コミナティ接種後に頭痛、発熱、意識変容等の脳炎症状に
加えて、ギラン・バレー症候群(GBS)を示唆する所見(下
肢の随意運動不能、低Na血症、血中CK上昇)を認めてい
ます。

ギラン・バレー症候群について
コミナティ接種後に頭痛、発熱、意識変容等の脳炎症状に
加えて、ギラン・バレー症候群(GBS)を示唆する所見(下
肢の随意運動不能、低Na血症、血中CK上昇)を認めてい
ます。

以下の点等、ブライトン分類を「4」と評価します。
・脳脊髄液中の細胞数増多(中等度以上)を認めたこと
(GBSと診断されるケースでは、細胞数は正常〜軽度増加
にとどまることが多い)。
・神経電動検査、抗ガングリオシド抗体等の診断に有用と
なる検査所見が報告されていないこと。
・その他、GBSと類似の末梢性ニューロパチーをきたす疾
患の鑑別に必要な検査所見が報告されていないこと。

以下の点等、ブライトン分類を「4」と評価します。
・脳脊髄液中の細胞数増多(中等度以上)を認めたこと
(GBSと診断されるケースでは、細胞数は正常〜軽度増加
にとどまることが多い)。
・神経電動検査、抗ガングリオシド抗体等の診断に有用と
なる検査所見が報告されていないこと。
・その他、GBSと類似の末梢性ニューロパチーをきたす疾
患の鑑別に必要な検査所見が報告されていないこと。

γ

血小板減少を伴う血栓症について
血小板減少を新たに発症しておらずブライトン分類を「5」
と評価します。

血小板減少を伴う血栓症について
血小板減少を新たに発症しておらずブライトン分類を「5」
と評価します。

※〜8/5から変更なし。

※〜9/2から変更なし。

(コメント無し)
※〜8/5から変更なし。

(コメント無し)
※〜8/5から変更なし。

(コメント無し)
※〜8/5から変更なし。

(コメント無し)
※〜8/5から変更なし。

γ

γ

γ

γ

注2

コメント

(コメント無し)
※〜9/2から変更なし。

(コメント無し)
※〜9/2から変更なし。

(コメント無し)
※〜9/2から変更なし。

(コメント無し)
※〜9/2から変更なし。

症例No