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資料1-3-1          新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要(コミナティ筋注) (193 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00052.html
出典情報 第85回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第14回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(10/7)《厚生労働省》
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No

年齢
(接種
時)

性別

接種日

発生日
(死亡日)

ロット番号

接種回数

死因等
(報告者による見解・考察等)

基礎疾患等

報告書上の記載

1394

74歳



2021年10月31日 2021年12月10日 不明

1回目

顕微鏡的多発血管炎で寛解維持
中。
プレドニゾロン、ノバルスク、フェブリ
ク、ネキシウム、ラシックス、ブイフェ
ンド、アドナ、トラネキサム酸内服
中。
アレルギーなし
CT・気管支鏡検査で肺胞出血の診
断。ステロイド、リツキシマブ、血漿
交換で顕微鏡的多発血管炎の治療
を行った。2016年に腎限局性血管
炎を発現し、プレドニゾロン及び静
注シクロホスファミドにより寛解を達
成。プレドニゾロン及びアザチオプリ
ン投与下で2020年まで寛解を維持。
1回目接種当日、痰を伴う湿性咳嗽
及び呼吸困難が発現。呼吸困難が
悪化し、喀血が3日間にわたって発
現したため受診。入院時の臨床検
査結果は、慢性腎臓病における急
性腎障害を示し、血液検査の結果、
高炎症反応を認めた。胸部の高分
解能コンピュータ断層撮影により、
両肺にびまん性のすりガラス様陰
影およびコンソリデーション、並びに
両側胸水を伴う心拡大が認められ
た。これらの所見から、心原性肺水
腫を合併した肺胞出血と考えられ
た。そのため、糸球体腎炎ではな
く、びまん性肺胞出血を伴う血管炎
の再発が疑われた。気管支鏡検査
を用いた気管支肺胞洗浄検査の結
果、出血液中にヘモジデリン貪食マ
クロファージを認め、びまん性肺胞
出血と診断された。気管支鏡検査で
喀血及び肺胞出血の著名な改善を
認め、人工呼吸器から離脱した。血
液透析を継続し、全身状態は著明
に改善した。しかし、尿路感染を発
現し、感染管理のためリツキシマブ
を休薬した。喀血が再発し、進行性
の呼吸不全によりその日のうちに死
亡。

専門家による評価【令和4年9月2日時点】
報告医が
死因等の判断に
至った検査

因果関係
(報告医評価)

他要因の可能
性の有無
(報告医評価)

対応するMedDRA PT

ワクチンと死亡との
因果関係評価

(評価記号 )

コメント

専門家による評価【令和4年10月7日時点】

ワクチンと死亡との
因果関係評価

(評価記号 )

評価に用いた報告内容
資料番号

肺胞出血

ANCA関連血管炎による肺胞出血
→腎限局性血管炎の再発、肺胞出
血、進行性呼吸不全
血管炎
(〜6/10の情報に基づく)

CT、気管支鏡検
査、血液検査、血
液・喀痰培養、
COVID-19 PCR
評価不能
検査
(〜6/10の情報に
基づく)

有(顕微鏡的多
発血管炎で寛
解維持中。
2021年4月にリ
ツキシマブ最終
投与。11月3日
に血管炎増悪
による肺胞出血
で入院し、人工
呼吸器管理。ワ
クチン接種同日
夜から呼吸困難
生じており、因
果関係は否定
できない。)

γ

不明

γ

患者背景としてANCA関連血管炎を有しており、経過に影
響を与えた可能性が高いと考える。ワクチン接種が病態
に与えた影響は不明である。

γ

※〜8/5から変更なし。

患者背景としてANCA関連血管炎を有しており、経過に影
響を与えた可能性が高いと考える。ワクチン接種が病態
に与えた影響は不明である。
※〜9/2から変更なし。

呼吸不全

(〜6/10の情報に基づく)
1395

高齢者

不明

2021年4月(不明 2021年8月(不明
不明
日)
日)

2回目

不明

不明

不明

不明

不明

193

(コメント無し)
※〜8/5から変更なし。

γ

注2

コメント

(コメント無し)
※〜9/2から変更なし。

症例No