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資料１－３－１ 新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要（コミナティ筋注） (203 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00052.html |
| 出典情報 | 第85回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和４年度第14回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会（合同開催）（10／7）《厚生労働省》 |
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Ｎｏ
年齢
（接種
時）
性別
接種日
発生日
（死亡日）
ロット番号
接種回数
死因等
（報告者による見解・考察等）
基礎疾患等
報告書上の記載
不明
→女
1440
1441
79歳
89歳
（〜
5/13
の情
報に
基づ
く（集
計・
専門
家評 2021年6月23日
価対
象期
間
（〜
4/17
）後
に報
告さ
れた
内
容））
男
2021年5月25日
2021年12月16日 不明
2021年6月6日
EX3617
1回目
1回目
不明
→肥大心筋症、発作性心房細動、
心不全における体液貯留、慢性うっ
血性心不全、甲状腺機能低下症、
心筋代謝障害、ビタミンＢ1欠乏症、
両側胸水、全身の浮腫
併用薬：ハーフジゴキシン、イグザ
レルト、サムスカ、フロセミド、アルダ
クトンA、チラージンs、アリナミンF
1回目接種翌日から倦怠感、低血圧
出現。接種5日後受診。心電図上、
頻拍型心房細動を認めた。その後、
浮腫の憎悪が見られ、利尿剤増量
で対処し、2021/09/25、入院。一旦
は状態落ち着き10月8日に自宅退
院。退院後に再び下腿浮腫が増
悪。外来通院にて投薬を行ったが、
改善見られず10月29日に再入院。
治療を行うも、両上下肢体幹の浮腫
が増悪。両側胸水も見られ、呼吸状
態が悪化した。12月13日頃より低酸
素血症が進行し、乏尿が見られた。
12月16日夜より急速に呼吸状態が
悪化し、永眠。コミナティ筋注接種に
より心不全増悪、低アルブミン血
症、低血圧が惹起されたと推測。
専門家による評価【令和4年9月2日時点】
報告医が
死因等の判断に
至った検査
因果関係
（報告医評価）
他要因の可能
性の有無
（報告医評価）
対応するMedDRA PT
ワクチンと死亡との
因果関係評価
★
（評価記号 ）
88歳
男
2021年7月27日
2021年9月27日
FC9880
2回目
ワクチンと死亡との
因果関係評価
★
（評価記号 ）
評価に用いた報告内容
資料番号
状態悪化
毛細血管漏出症候群、うっ血性心
不全、呼吸障害、浮腫、胸水、低血
圧
浮腫
（〜5/13の情報に基づく（集計・専門
家評価対象期間（〜4/17）後に報告
された内容））
不明
不明
→血液検査、尿
→関連あり
検査、胸部X線、
心エコー、心電図
（〜5/13の情報
に基づく（集計・
（〜5/13の情報に
専門家評価対
基づく（集計・専門
象期間（〜
家評価対象期間
4/17）後に報告
（〜4/17）後に報
された内容））
告された内容））
不明
→有(うっ血性心
不全)
（〜5/13の情報
に基づく（集計・
専門家評価対
象期間（〜
4/17）後に報告
された内容））
γ
γ
※〜8/5から変更なし。
この経過叙述からは、ワクチン接種後に、基礎疾患である
心房細動やうっ血性心不全の悪化により低血圧、浮腫悪
化等を伴い死亡に至ったことは確認できるものの、基礎疾
患の悪化の要因についてワクチン接種以外の可能性を鑑
別できる情報がないため、ワクチン接種によりこの経過が
惹起されたと判断することは困難である。また、毛細血管
漏出症候群を積極的に疑わせる臨床経過や検査の記載
がないため毛細血管漏出症候群を強く疑うことは困難で
あり、またワクチン接種による毛細血管漏出症候群と死亡
との因果関係を評価することはできない。
※〜9/2から変更なし。
胸水
（〜5/13の情報に基づく（集計・専門
家評価対象期間（〜4/17）後に報告
された内容））
低血圧
病歴：高血圧
1回目接種12日後、朝から草刈りに
出かけ、昼に帰宅した。草刈りから
帰宅後、変わった様子はなかった。
午後、意識不明で救急搬送された。 不明
不明
一人暮らしで日常生活動作は自
立。ペースメーカー埋め込み術後。
2021年6月22日に1回目接種（コミナ
ティ筋注、FA5497）
脳炎・脳症
2回目接種約2か月後（9月22日）正
午にソファーに座って震えていた。
呼び掛けに応じず救急搬送。
この経過叙述からは、ワクチン接種後に、基礎疾患である
心房細動やうっ血性心不全の悪化により低血圧、浮腫悪
化等を伴い死亡に至ったことは確認できるものの、基礎疾
患の悪化の要因についてワクチン接種以外の可能性を鑑
別できる情報がないため、ワクチン接種によりこの経過が
惹起されたと判断することは困難である。また、毛細血管
漏出症候群を積極的に疑わせる臨床経過や検査の記載
がないため毛細血管漏出症候群を強く疑うことは困難で
あり、またワクチン接種による毛細血管漏出症候群と死亡
との因果関係を評価することはできない。
不明
評価不能
不明
γ
患者背景や死因の詳細は得られておらず、ワクチン接種
と死亡の因果関係は評価できない。
γ
※〜8/5から変更なし。
患者背景や死因の詳細は得られておらず、ワクチン接種
と死亡の因果関係は評価できない。
※〜9/2から変更なし。
脳炎
脳胸腹CT、腰椎
評価不能
穿刺、髄液検査
無
X-P、CＴ（著明な
心拡大あり。胸水
貯留、下肢浮腫
評価不能
あり。）、血液検査
（NT-proBNP高
値）
有（心不全）
γ
（コメント無し）
※〜8/5から変更なし。
γ
（コメント無し）
※〜9/2から変更なし。
脳症
1443
83歳
1444
※No.1426と
同一症例に
88歳
つき、
No.1426に統
合。
男
男
2022年2月2日
2022年1月19日
2022年2月3日
2022年1月20日
不明
FL1893
3回目
1回目
もともと心不全末期症状あり、令和4
年1月に入院加療されていた。
3回目接種当日夜、自室で倒れてい 原疾患の関与が疑われるが、ワク
るところを発見され救急要請。救急 チンの影響も否定できない。
隊接触時心静止。来院時も心静止
状態。
病歴：慢性心不全、陳旧性脳梗塞、
右下肢静脈血栓症、廃用症候群、
嚥下障害
1回目接種の翌日、患者の病態は
虚血性心不全
急に悪化し、その後死亡した。直接
の死因は虚血性心不全であった。
状態悪化
不明
→心電図
心不全
関連あり
（〜3/18の情報に
基づく）
（〜3/18の情報に基づく）
203
不明
γ
（コメント無し）
※〜8/5から変更なし。
γ
注2
コメント
毛細血管漏出症候群
（〜3/18の情報に基づく（集計・専門
家評価対象期間（〜2/20）後に報告
された内容））
1442
コメント
専門家による評価【令和4年10月7日時点】
（コメント無し）
※〜9/2から変更なし。
症例No
年齢
（接種
時）
性別
接種日
発生日
（死亡日）
ロット番号
接種回数
死因等
（報告者による見解・考察等）
基礎疾患等
報告書上の記載
不明
→女
1440
1441
79歳
89歳
（〜
5/13
の情
報に
基づ
く（集
計・
専門
家評 2021年6月23日
価対
象期
間
（〜
4/17
）後
に報
告さ
れた
内
容））
男
2021年5月25日
2021年12月16日 不明
2021年6月6日
EX3617
1回目
1回目
不明
→肥大心筋症、発作性心房細動、
心不全における体液貯留、慢性うっ
血性心不全、甲状腺機能低下症、
心筋代謝障害、ビタミンＢ1欠乏症、
両側胸水、全身の浮腫
併用薬：ハーフジゴキシン、イグザ
レルト、サムスカ、フロセミド、アルダ
クトンA、チラージンs、アリナミンF
1回目接種翌日から倦怠感、低血圧
出現。接種5日後受診。心電図上、
頻拍型心房細動を認めた。その後、
浮腫の憎悪が見られ、利尿剤増量
で対処し、2021/09/25、入院。一旦
は状態落ち着き10月8日に自宅退
院。退院後に再び下腿浮腫が増
悪。外来通院にて投薬を行ったが、
改善見られず10月29日に再入院。
治療を行うも、両上下肢体幹の浮腫
が増悪。両側胸水も見られ、呼吸状
態が悪化した。12月13日頃より低酸
素血症が進行し、乏尿が見られた。
12月16日夜より急速に呼吸状態が
悪化し、永眠。コミナティ筋注接種に
より心不全増悪、低アルブミン血
症、低血圧が惹起されたと推測。
専門家による評価【令和4年9月2日時点】
報告医が
死因等の判断に
至った検査
因果関係
（報告医評価）
他要因の可能
性の有無
（報告医評価）
対応するMedDRA PT
ワクチンと死亡との
因果関係評価
★
（評価記号 ）
88歳
男
2021年7月27日
2021年9月27日
FC9880
2回目
ワクチンと死亡との
因果関係評価
★
（評価記号 ）
評価に用いた報告内容
資料番号
状態悪化
毛細血管漏出症候群、うっ血性心
不全、呼吸障害、浮腫、胸水、低血
圧
浮腫
（〜5/13の情報に基づく（集計・専門
家評価対象期間（〜4/17）後に報告
された内容））
不明
不明
→血液検査、尿
→関連あり
検査、胸部X線、
心エコー、心電図
（〜5/13の情報
に基づく（集計・
（〜5/13の情報に
専門家評価対
基づく（集計・専門
象期間（〜
家評価対象期間
4/17）後に報告
（〜4/17）後に報
された内容））
告された内容））
不明
→有(うっ血性心
不全)
（〜5/13の情報
に基づく（集計・
専門家評価対
象期間（〜
4/17）後に報告
された内容））
γ
γ
※〜8/5から変更なし。
この経過叙述からは、ワクチン接種後に、基礎疾患である
心房細動やうっ血性心不全の悪化により低血圧、浮腫悪
化等を伴い死亡に至ったことは確認できるものの、基礎疾
患の悪化の要因についてワクチン接種以外の可能性を鑑
別できる情報がないため、ワクチン接種によりこの経過が
惹起されたと判断することは困難である。また、毛細血管
漏出症候群を積極的に疑わせる臨床経過や検査の記載
がないため毛細血管漏出症候群を強く疑うことは困難で
あり、またワクチン接種による毛細血管漏出症候群と死亡
との因果関係を評価することはできない。
※〜9/2から変更なし。
胸水
（〜5/13の情報に基づく（集計・専門
家評価対象期間（〜4/17）後に報告
された内容））
低血圧
病歴：高血圧
1回目接種12日後、朝から草刈りに
出かけ、昼に帰宅した。草刈りから
帰宅後、変わった様子はなかった。
午後、意識不明で救急搬送された。 不明
不明
一人暮らしで日常生活動作は自
立。ペースメーカー埋め込み術後。
2021年6月22日に1回目接種（コミナ
ティ筋注、FA5497）
脳炎・脳症
2回目接種約2か月後（9月22日）正
午にソファーに座って震えていた。
呼び掛けに応じず救急搬送。
この経過叙述からは、ワクチン接種後に、基礎疾患である
心房細動やうっ血性心不全の悪化により低血圧、浮腫悪
化等を伴い死亡に至ったことは確認できるものの、基礎疾
患の悪化の要因についてワクチン接種以外の可能性を鑑
別できる情報がないため、ワクチン接種によりこの経過が
惹起されたと判断することは困難である。また、毛細血管
漏出症候群を積極的に疑わせる臨床経過や検査の記載
がないため毛細血管漏出症候群を強く疑うことは困難で
あり、またワクチン接種による毛細血管漏出症候群と死亡
との因果関係を評価することはできない。
不明
評価不能
不明
γ
患者背景や死因の詳細は得られておらず、ワクチン接種
と死亡の因果関係は評価できない。
γ
※〜8/5から変更なし。
患者背景や死因の詳細は得られておらず、ワクチン接種
と死亡の因果関係は評価できない。
※〜9/2から変更なし。
脳炎
脳胸腹CT、腰椎
評価不能
穿刺、髄液検査
無
X-P、CＴ（著明な
心拡大あり。胸水
貯留、下肢浮腫
評価不能
あり。）、血液検査
（NT-proBNP高
値）
有（心不全）
γ
（コメント無し）
※〜8/5から変更なし。
γ
（コメント無し）
※〜9/2から変更なし。
脳症
1443
83歳
1444
※No.1426と
同一症例に
88歳
つき、
No.1426に統
合。
男
男
2022年2月2日
2022年1月19日
2022年2月3日
2022年1月20日
不明
FL1893
3回目
1回目
もともと心不全末期症状あり、令和4
年1月に入院加療されていた。
3回目接種当日夜、自室で倒れてい 原疾患の関与が疑われるが、ワク
るところを発見され救急要請。救急 チンの影響も否定できない。
隊接触時心静止。来院時も心静止
状態。
病歴：慢性心不全、陳旧性脳梗塞、
右下肢静脈血栓症、廃用症候群、
嚥下障害
1回目接種の翌日、患者の病態は
虚血性心不全
急に悪化し、その後死亡した。直接
の死因は虚血性心不全であった。
状態悪化
不明
→心電図
心不全
関連あり
（〜3/18の情報に
基づく）
（〜3/18の情報に基づく）
203
不明
γ
（コメント無し）
※〜8/5から変更なし。
γ
注2
コメント
毛細血管漏出症候群
（〜3/18の情報に基づく（集計・専門
家評価対象期間（〜2/20）後に報告
された内容））
1442
コメント
専門家による評価【令和4年10月7日時点】
（コメント無し）
※〜9/2から変更なし。
症例No