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資料1-3-1          新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要(コミナティ筋注) (264 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00052.html
出典情報 第85回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第14回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(10/7)《厚生労働省》
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No

年齢
(接種
時)

性別

接種日

発生日
(死亡日)

ロット番号

接種回数

死因等
(報告者による見解・考察等)

基礎疾患等

報告書上の記載

専門家による評価【令和4年9月2日時点】
報告医が
死因等の判断に
至った検査

因果関係
(報告医評価)

他要因の可能
性の有無
(報告医評価)

対応するMedDRA PT

ワクチンと死亡との
因果関係評価

(評価記号 )

コメント

専門家による評価【令和4年10月7日時点】

ワクチンと死亡との
因果関係評価

(評価記号 )

1706

39歳



不明

2022年5月11日

不明

3回目

初回ワクチン接種後、即日、咳嗽が
生じた。咳はプレドニン10mg KN3注
射用500mlの輸液で治療した。
初回ワクチン接種後21日後3ヶ月10
日後に2回目ワクチン接種。悪心、
嘔吐が生じた。
本年1月、3回目のワクチン接種を
受けた。2ヶ月後、左頸部腫瘍のた
め受診した。プライバシー病院を紹
介され、肺がんの皮膚転移と診断さ
れた。
翌月には、下肢の腫帳、四肢の疼
痛、圧痛を伴う局所的な腫帳、四肢
の発赤/変色/熱感/圧痕を残す
浮腫、点状出血/皮下出血/紫斑
/出血傾向が生じた。

関連あり

不明

-

評価中

γ

血小板減少症を伴う血栓症

(〜10/7の情報に基づく)
深部静脈血栓症
(〜10/7の情報に基づく(集計・専門
家評価対象期間(〜9/4)後に報告
された内容))

1707

不明



不明

不明

不明

1回目

初回接種後に血便有り、入院。原因
不明の死亡。
不明
ワクチンがファイザー社のものかど
うかは不明

不明

不明

不明

不明

-

評価中

γ

情報が不足で判断できない。

資料1-2-2-1 20610

1708

84歳



2022年8月9日

2022年8月12日

FR1790

3回目

一人暮らしの方。過去2回のワクチ
ン接種では問題はなかった。
ワクチン接種6日後に自宅で亡く
不明
なっていたのを親族が発見した。腐
敗所見により、ワクチン接種3日後
の死亡と判断された。

不明

不明

評価不能

不明

-

評価中

γ

検死所見の詳細の追加をお願いします

資料1-2-2-1 20642

呼吸困難

不明

関連あり

不明

不明

評価不能

不明

-

-

γ

(コメント無し)

資料1-2-2-1 20654

1709
※No.1247と
同一の症例
72歳
につき、
No.1247に統


1710

72歳

2021年8月1日




2021年8月25日

2022年6月22日

(〜10/7の情報に
基づく(集計・専 不明
門家評価対象期
間(〜9/4)後に報
告された内容))

2022年8月10日

不明

1回目

3回目

初回ワクチン接種20分後、息苦しい
との訴えあり。血圧は140〜150で
り、拡張期80であった。血中酸素濃
度は97〜99%であった。その後帰 呼吸困難
宅した。
警察から連絡あり。大学にて検死を
した模様。
病歴:膜性腎症、ネフローゼ症候群
併用薬:ブレディニン、アルファカル
シドール
経過等:3回目接種までは労作時息
切れ症状等は全くなかったが、接種
から1924日目、呼吸困難と摂食障
害が発現。
28日目、前医を外来受診。尿路感
染症、肝障害、腎障害の悪化などを
認めた。レボフロキサシン内服にて
自宅療養していた。しかし、その後
も経口接種困難、嘔吐があった。
29日目、再受診。心エコーにて著明
な右心負荷所見。ECG S1Q3T3が
あった。肺塞栓疑うも、造影CTでは
肺塞栓所見、末梢肺動脈塞栓もな
く、血栓性疾患は否定的であった。
原因不明の肺高血圧症で、呼吸状
態が悪化があった。
肺高血圧症、シェーグレン症候群、
30日目、挿管管理の上、報告者病 肺炎、腸炎
院へ転院となる。酸素、昇圧、強心
薬使用するも、酸素化の改善は乏
しかった。
31日目フロセミド注射開始した。翌
日から、一酸化窒素(NO)、マシテン
タン2.5mg(肺血管拡張薬)開始し
た。
34日目タダラフィル10mg開始し、2
日後にNO中止。以後、利尿薬、血
管拡張薬を漸増しながら治療してい
た。
42日目(入院12日目)SS-A/SS-B
抗体陽性で、口唇腺生検の結果、
シェーグレン症候群の診断となっ
た。
44日目(入院14日目)気管切開施行
した。
49日目(入院開始から19日目)、肺
炎と腸炎を併発し、血圧低下、呼吸

肺高血圧症

シェーグレン症候群

肺炎

腸炎

264

注2

症例No

不明

皮膚癌

肺がん、皮膚癌、皮膚転移、血小板
減少症を伴う血栓症、深部静脈血
栓症
皮膚転移
(〜10/7の情報に基づく(集計・専門
家評価対象期間(〜9/4)後に報告
された内容))

資料番号

血小板減少が新たに発症していることを評価するための
所見が得られていないことから、ブライトン分類を「4」と評
価します。
以下の点から事象と死亡との因果関係を評価することは
困難です。
・血小板減少に関する情報が不足していること
〇 2021/05/06 血小板数28万であることが確認できまし
たが、2022/05/11 死亡前の血小板数を確認できますか。
少なくとも死亡前の生化学的な臨床検査値を併せて見な
ければ病態を把握することは困難です。
〇 血小板減少を呈する疾患のうち、感染症、癌の骨髄浸
潤、造血器疾患(良性および悪性)、自己免疫疾患、播種
性血管内凝固(DIC)等を否定するための臨床症状や臨床
資料1-2-2-1 20593
検査所見は確認できますか。
〇 血小板減少は、単独の減少ですか、それとも白血球や
赤血球といった他の血球も減少していましたか。
・TTSの鑑別診断に必要な情報が不足していること
〇 (上記血小板減少に関する情報に加えて)凝固系検
査、画像検査所見における血栓症の確認等の情報は確
認できますでしょうか。
〇 抗血小板第4因子抗体(ELISA法による測定)は未実施
ですが、確定診断には必要な検査ではないでしょうか。
・進行性悪性腫瘍(皮膚転移を有する肺癌等)を有する患
者であったこと
〇 当該悪性腫瘍の詳細な経過(診断・病期・治療内容
等)は確認できますでしょうか。

肺の悪性新生物

9月部会1708まで公開済み

評価に用いた報告内容
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