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会議資料 (42 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198856_00036.html
出典情報 医薬・生活衛生局が実施する検討会 医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議(第62回 3/13)《厚生労働省》
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要望番号;Ⅲ-④-12
表3
年齢

体重

12 歳以上 18 歳未満
6 歳以上 12 歳未満
2 歳以上 6 歳未満
1 歳以上 2 歳未満
6 カ月齢以上 1 歳未満
3 カ月齢以上 6 カ月齢未満

40 kg 以上
40 kg 未満
40 kg 以上
40 kg 未満
体重規定なし

CAZ/AVI の用量
クレアチニンクリアランス(mL/min)
50 以上
30 以上 50 未満
2000 mg/500 mg
1000 mg/250 mg
50 mg/kg/12.5 mg/kg
25 mg/kg/6.25 mg/kg
2000 mg/500 mg
1000 mg/250 mg
50 mg/kg/12.5 mg/kg
25 mg/kg/6.25 mg/kg
50 mg/kg/12.5 mg/kg
25 mg/kg/6.25 mg/kg
50 mg/kg/12.5 mg/kg
25 mg/kg/6.25 mg/kg
50 mg/kg/12.5 mg/kg
25 mg/kg/6.25 mg/kg
40 mg/kg/10 mg/kg
20 mg/kg/5 mg/kg

無作為化された 83 例(CAZ/AVI+本薬群:61 例、MEPM 群:22 例)のうち、69 例(CAZ/AVI
+本薬群 50 例、MEPM 群:19 例)が micro-ITT 集団※5、76 例(CAZ/AVI+本薬群 56 例、
MEPM 群:20 例)が CE 集団※6 とされた。
有効性について、治癒判定時の臨床学的治癒率は、micro-ITT 集団では CAZ/AVI+本薬
群で 90.0%(45/50 例)及び MEPM 群で 94.7%(18/19 例)、CE 集団では CAZ/AVI+本薬
群で 92.9%(52/56 例)及び MEPM 群で 95.0%(19/20 例)であった。
安全性について、有害事象は CAZ/AVI+本薬群 52.5%(32/61 例)及び MEPM 群 59.1%
(13/22 例)で認められ、主な有害事象は表 4 のとおりであった。
表4

いずれかの投与群で 2 例以上の被験者に認められた有害事象
CAZ/AVI+本薬群(61 例)
MEPM 群(22 例)
嘔吐
14.8(9)
9.1(2)
注射部位静脈炎
6.6(4)
0
漿液腫
4.9(3)
0
発熱
3.3(2)
0
ウイルス性呼吸器感染症
3.3(2)
0
低カリウム血症
3.3(2)
0
咳嗽
1.6(1)
9.1(2)
腹痛
0
9.1(2)
%(例数)

死亡及び投与中止に至った有害事象は認められなかった。重篤な有害事象は CAZ/AVI+
本薬群の 8.2%(5/61 例:イレウス及び大腸穿孔、腸閉塞、術後イレウス、腎疝痛、尿道狭
窄)及び MEPM 群の 4.5%(1/22 例:イレウス)に認められたが、いずれも試験薬との因果
関係は否定された。
※5
※6

ITT 集団のうち、ベースライン時に cIAI の原因菌が確認されている集団。
ITT 集団のうち、cIAI と確定診断され、評価可能な臨床的失敗又は治癒が判定されるようにそれぞれ 48
時間以上(6 回投与)又は 72 時間以上(9 回投与)試験薬を静脈内投与され、関連する試験来院時に不確
定以外の臨床反応があり、有効性評価に影響する重要なプロトコル逸脱がない集団。

4) Michael J. Smith et al 、 Antibiotic Safety and Effectiveness in Premature Infants with
Complicated Intra-Abdominal Infections、Pediatr Infect Dis J 2021; 40: 550-5 9)
cIAI と診断され、手術を要する在胎期間が 33 週以下かつ生後 121 日未満の小児患者を対
象に、アンピシリン(以下、「ABPC」)+ゲンタマイシン(以下、「GM」)+本薬、ABPC

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