会議資料 (74 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198856_00036.html |
出典情報 | 医薬・生活衛生局が実施する検討会 医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議(第62回 3/13)《厚生労働省》 |
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Oncology Group(以下、
「COG」)の ANBL1531 試験(NCT03126916)
)等が報告されている。
3)Kayano D, et al. Iodine-131 metaiodobenzylguanidine therapy for neuroblastoma: reports so far
and future perspective. Scientific World Journal 2015; 2015: 189135 41)
5.(1)1)及び 2)の公表論文等を引用し、再発又は難治性の神経芽腫患者及び初発の神
経芽腫患者を対象とした臨床試験成績について記載されている。
4)Sharp S, et al. MIBG in Neuroblastoma Diagnostic Imaging and Therapy. Radiographics 2016;
36: 258-78 42)
初発又は再発神経芽腫を対象とした臨床試験において 131I-MIBG の単独投与及び他剤と
の併用投与について検討されている。
5)Olecki E, et al. MIBG in neuroblastoma diagnosis and treatment. Semin Pediatr Surg 2019; 28:
150859 43)
5.(1)1)の公表論文が引用され、再発又は難治性の神経芽腫患者を対象とした最も大き
い第Ⅱ相試験の 1 つである旨が記載されている。また、5.(1)2)
、4)、8)等の公表論文が
引用され、131I-MIBG の投与間隔や併用薬について記載されている。
6 ) Grünwald F, et al. 131I-Metaiodobenzylguanidine Therapy of Neuroblastoma and Other
Neuroendocrine Tumors. Semin Nucl Med 2010; 40: 153-63 44)
131
I-MIBG による治療はクロム親和性腫瘍(神経芽腫を含む)の治療において重要な役割
がある。難治性又は再発神経芽腫における 131I-MIBG の奏効率 30%と報告されているが、
他剤との併用により改善する可能性がある。また、治療抵抗性となるよりも早期に使用す
ることにより 131I-MIBG の治療効果が高まる可能性がある。
7)Parisi M, et al. ¹³¹I-Metaiodobenzylguanidine Theranostics in Neuroblastoma: Historical
Perspectives; Practical Applications. Semin Nucl Med 2016; 46: 184-202 45)
①再発又は難治性の神経芽腫患者を対象とした最も規模の大きい第Ⅱ相試験として 5.(1)
1)の公表論文が、②これまでで最も規模の大きい 131I-MIBG と幹細胞移植に関する試験と
して 5.(1)4)の公表論文が、及び③複数回投与に関する論文の 1 つとして 5.(1)2)の
公表論文が引用されている。世界中で 1000 例以上の神経芽腫患者が 131I-MIBG で治療され
ていること、131I-MIBG の単独投与、高用量化学療法や自家幹細胞移植との併用投与、及び
初発の高リスクの神経芽腫における 131I-MIBG 投与について概説されている。
8)Rafael MS, et al. Theranostics in Neuroblastoma. PET Clin 2021; 16: 419-427 46)
神経芽腫に対するセラノスティクスのゴールドスタンダードは MIBG である。
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