(4)福祉用具貸与価格の適正化に関する調査研究事業(報告書)(案) (106 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24465.html |
出典情報 | 社会保障審議会 介護給付費分科会(第209回 3/17)《厚生労働省》 |
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ランク
Ⅰ
認知症高齢者の日常生活自立度の判定基準
Ⅱa
判断基準
何らかの認知症を有するが、日常生活は家庭内及び社
会的にほぼ自立している。
日常生活に支障を来たすような症状・行動や意思疎通
の困難さが多少見られても、誰かが注意していれば自
立できる。
家庭外で上記Ⅱの状態がみられる。
Ⅱb
家庭内でも上記Ⅱの状態が見られる。
Ⅲ
日常生活に支障を来たすような症状・行 動や意思疎
通の困難さが見られ、介護を 必要とする。
日中を中心として上記Ⅲの状態が見られる。
Ⅱ
Ⅲa
Ⅲb
Ⅳ
M
夜間を中心として上記Ⅲの状態が見られる
日常生活に支障を来たすような症状・行 動や意思疎
通の困難さが頻繁に見られ、常に介護を必要とする。
著しい精神症状や問題行動あるいは重篤 な身体疾患
が見られ、専門医療を必要と する。
見られる症状・行動の例
たびたび道に迷うとか、買物や事務、金銭管理 な
どそれまでできたことにミスが目立つ等
服薬管理ができない、電話の応対や訪問者との 対
応など1人で留守番ができない等
着替え、食事、排便、排尿が上手にできない、時間
がかかる。やたらに物を口に入れる、物を拾い集め
る、徘徊、失禁、大声・奇声をあげる、火の不始
末、不潔行為、性的異常行為等
ランクⅢaに同じ
ランクⅢに同じ
せん妄、妄想、興奮、自傷・他害等の精神症状や精
神症状に起因する問題行動が継続する状態等
注)認知症を有しない者については、自立と判断される。
出所:厚生労働省:認定調査員テキスト 2009 改訂版(令和3年4月改訂)p.157,
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/nintei/index.html
(閲覧日:2021/11/15)
認知症高齢者の日常生活自立度について、軽度をⅠ、中度をⅡa~Ⅳ、重度を M とした。
図表 101 障害高齢者の日常生活自立度の判定基準
生活自立
ランクJ
準寝たきり
ランクA
寝たきり
ランクB
ランクC
何らかの障害等を有するが、日常生活はほぼ自立しており独力で外出する
1. 交通機関等を利用して外出する
2. 隣近所へなら外出する
屋内での生活は概ね自立しているが、介助なしには外出しない
1. 介助により外出し、日中はほとんどベッドから離れて生活する
2. 外出の頻度が少なく、日中も寝たり起きたりの生活をしている
屋内での生活は何らかの介助を要し、日中もベッド上での生活が主体であるが、座位
を保つ
1. 車いすに移乗し、食事、排泄はベッドから離れて行う
2. 介助により車いすに移乗する
1 日中ベッド上で過ごし、排泄、食事、着替において介助を要する
1. 自力で寝返りをうつ
2. 自力では寝返りもうてない
注 1)全く障害等を有しない者については、自立と判定される。
注 2)判定にあたっては、補装具や自助具等の器具を使用した状態であっても差し支えないとされている。
出所:厚生労働省:認定調査員テキスト 2009 改訂版(令和3年4月改訂)p.155,
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/nintei/index.html
(閲覧日:2021/11/15)
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