よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


(4)福祉用具貸与価格の適正化に関する調査研究事業(報告書)(案) (24 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24465.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第209回 3/17)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

1レコードあたりの貸与額について、全レコードでみると平成 29 年 10 月から令和3年4月の5
時点では減少傾向であった。5時点それぞれの比較は次のとおり。
1回目の上限設定前後の平成 29 年 10 月と平成 30 年 10 月を比較すると4pt 低下した。
消費税引き上げ前後の平成 30 年 10 月と令和元年 10 月を比較すると、消費税引き上げ分を含
む場合は、ほとんど変化がみられないが、消費税引き上げ分を除くと1pt 低下した。
2回目の上限設定前後の令和2年4月と令和3年4月を比較すると1pt 低下した。
1回目の上限設定後の平成 30 年 10 月とその約3年後の令和3年4月を比較すると2pt 低下
した(消費税引き上げ分含む)

種目別に令和3年4月と平成 29 年 10 月を比較すると、体位変換器は 34pt、次いで手すりが2pt
上昇していた。一方、スロープは 16pt、次いで歩行補助つえが6pt 低下していた。2回目の貸与価
格の上限設定の前後の令和2年4月と令和3年4月を比較すると、手すり、歩行器、認知症老人徘徊
感知機器、移動用リフトは 0.5pt 未満の変化であり、概ね横ばいといえる。令和2年4月と令和3年
4月を比較すると、スロープは5pt 低下しており、次いで自動排泄処理装置が4pt 低下していた。
図表 9

分析対象全データ分析:1 レコードあたり貸与価格の変化割合
1 レコードあたり貸与額(H29/10 を 100 にした際の変化割合)
R1/10

貸与種目

(消費税
H29/10

H30/10

R1/10

R2/04

R3/04

引き上げ
分を除
く)

車いす

100.00

98.49

100.06

100.45

100.53

98.24

車いす付属品

100.00

91.33

92.86

98.38

96.88

91.17

特殊寝台

100.00

97.09

96.30

96.03

94.82

94.55

特殊寝台付属品

100.00

95.91

95.55

95.50

94.57

93.82

床ずれ防止用具

100.00

98.74

99.19

99.70

99.08

97.39

体位変換器

100.00

116.15

127.37

131.59

133.78

125.06

手すり

100.00

98.10

100.97

101.87

102.19

99.13

スロープ

100.00

93.75

89.85

89.07

83.98

88.22

歩行器

100.00

98.18

99.34

99.59

99.14

97.54

歩行補助つえ

100.00

95.61

95.96

96.09

93.78

94.21

認知症老人徘徊感知機器

100.00

98.97

100.79

101.42

101.19

98.95

移動用リフト

100.00

98.75

100.58

101.40

101.64

98.75

自動排泄処理装置

100.00

97.91

100.23

103.52

99.96

98.41

全レコード

100.00

95.98

95.94

96.13

94.93

94.20

15