(4)福祉用具貸与価格の適正化に関する調査研究事業(報告書)(案) (185 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24465.html |
出典情報 | 社会保障審議会 介護給付費分科会(第209回 3/17)《厚生労働省》 |
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調査対象
ヒアリング結果
事業所A ・ 他事業所が介護支援戦も人への貸与価格見直しの説明が実施されると、当事業所にも見直し
後の価格について問合せが増えた。介護支援専門員もそれぞれ5社ほど福祉用具貸与事業所
との取引があるため、ケアプランを見直しに向けて他事業所との比較等を実施したかったの
ではないか。
事業所C ・ 同一法人の他事業所では、価格面を理由に、より安価な事業所に変更された事業所もあった。
その他
調査対象
ヒアリング結果
事業所A ・ 3か月に1回、新商品の上限設定も頻繁に確認するようになり、貸与価格の見直しに少し慣
れてきた。平成 30 年度の初回設定時には、事業所で扱っている全ての商品の価格について、
レンタル卸6社分の仕入れ価格を調べる必要があり、通常業務もしつつ 1 か月程度かかった。
事業所D ・ 上限価格の今後の方向性に関する情報をそのように収集していけばよいのか悩んでいる。上
限価格気にしながらの価格設定等の作業に負担に感じている。
(2) 現行制度に関する課題
3年に1度の見直しになったことによる効果
調査対象
ヒアリング結果
事業所A ・ 貸与価格の見直しについては、効果よりは、むしろ他事業所の請求事情が不明瞭で不公平感
が強いと感じている。上限価格が貸与価格に保険料含めたものになっているのか、どの程度
カバーされる保険を扱っているのかわからない。他事業所がどのように価格を設定している
のか、個人で経営している事業所には情報が入ってこない。
事業所B ・ 適正な貸与価格になること自体はよいことと思う。
・ 毎月上限価格が新たに公表されている印象がある。事業所で新商品の提供開始後に、上限価
格が公表され、貸与価格の見直しが必要になることがある。そのため3年に1回ではなく、
常に上限価格に応じた貸与価格の変更を実施する負担が生じている。
事業所C ・ 利用者の貸与価格への関心は高くないが、介護支援専門員から利用者の経済状況について相
談されることがある。最初のサービス担当者会議で利用者の経済的な情報も共有される。
・ 他事業所と貸与価格の差がなくなってきたため、価格面で事業所の比較をされることがなく
なってきたと感じる。当事業所では平均価格で提供しているため、「高い・安い」という評価
を特に受けることもなくなってきた。
事業所D ・ 価格変更による説明の実施頻度を下げることができた。
・ 1 年に1度から3年に1度の見直しになったことで余分な事務作業を減らすことができた。
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