資料1-2-3-4 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(スパイクバックス筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (43 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00059.html |
出典情報 | 第92回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第27回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(3/10)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
後副反応疑い 報告書(厚生労働省受付番号:v2210002716)である。
患者(被接種者)年齢:51 歳 4 ヵ月
接種前の体温:36 度 3 分
予診票での留意点:左乳癌術後(2018 年左乳癌術後の状態に関する
最近の変化はなかった)、ホルモン療法中。
アナフィラキシー、喘息、過敏症反応、花粉症、蕁麻疹の病歴はなか
った。
ワクチンに対するアレルギー及び他のアレルギーの既往歴はなかっ
た。
ワクチン接種時及び接種 1 ヶ月前までにおける急性疾患はなかった。
ワクチン接種時服用していた薬物はアナストロゾール。投与経路は経
26096
アナフィラキシー
反応
ホルモン療法;
乳癌
口。含量 1mg。使用理由は乳癌術後ホルモン療法。開始日及び中止日
は未確認。
肥満細胞トリプターゼ、IgE,補体、病理学的検査は未実施。
2022 年 07 月 26 日
14 時 30 分
スパイクバックス(1 価:起源株)4 回目を接種した。
14 時 45 分
接種後、気分不良あるが我慢し、もどっていたところ嘔
吐した。アナフィラキシー反応が発現した。アナフィラキシー反応最
初の観察結果は気分不良、嘔吐、嘔気。
15 時
接種会場にいた医師に電話連絡した。
15 時 15 分
接種会場に引き返す途中再度嘔吐した。
15 時 30 分
接種会場到着。意識清明、SpO2:97%(r.a.)、BP:
120/74mmHg、HR:84bpm。
15 時 36 分
43
アドレナリン 0.3ml、右大腿外側前面筋注。同時に生食