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資料1-2-3-4    薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(スパイクバックス筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (77 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00059.html
出典情報 第92回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第27回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(3/10)《厚生労働省》
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2022 年 12 月 22 日

リツキシマブの投与を受けた。

本報告時、発熱、倦怠感、腹痛、血便、虚血性大腸炎、胸水及び血小
板減少症を伴う血栓症は未回復であった。

本例は、医薬品医療機器総合機構を通じて入手した主治医による予防
接種後副反応疑い報告書(厚生労働省受付番号:v2210003311)であ
る。

接種前の体温:36 度 3 分。

家族歴は不詳。

予診票での留意点は高血圧症、狭心症(バイアスピリン内服)。

急性腎障害;

腎炎;

26157

血中クレアチニン
減少;

血尿;

高血圧症、狭心症、慢性腎不全のため外来加療中であった。
慢性腎臓病;

狭心症;

高血圧;

高血圧性腎症

2022 年 7 月 28 日

本剤 4 回目を接種した。

2022 年 7 月 29 日
血管炎
肉眼的血尿を来たし約 4 日間持続した。

2022 年 8 月 4 日

定期外来受診時には顕微鏡的血尿が残存しており、前回 2022 年 6 月
6 日の受診時よりも腎機能の低下(血清クレアチニン 1.34→1.89)が認
められた。糸球体腎炎などの可能性について他院腎臓内科へ精査依頼
したが、受診時にはすでに腎炎を示唆する所見は落ち着いており、腎
機能の低下は残存した(血清クレアチニン 1.4→1.5 程度)もののそれ
以上の明らかな進行はみられず経過観察を継続している。

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