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資料1-2-3-4    薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(スパイクバックス筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (46 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00059.html
出典情報 第92回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第27回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(3/10)《厚生労働省》
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本文献症例は、医師からの報告である。

既往歴は特記事項なし。

2022 年 9 月

本剤 1 回目を接種した。

日付不明

接種翌日、 37 度台の発熱、倦怠感、動悸が出現したため、近医を受
診、対症療法で経過観察となった。

2022 年 10 月 13 日
26129

バセドウ病
本剤 2 回目を接種した。

2022 年 10 月 14 日

接種翌日、 38℃の発熱と両下肢脱力のため、立ち上がり動作が困難
であった。動悸、手指振戦、労作時呼吸困難もあり、当院を受診し
た。甲状腺はびまん性に軽度腫大(七條分類働度)、手指振戦を認め
た。TSH<0,002μIU/L、 FT3 1

L74

pg/ml、FT4

6.40 ng/ml、

TRAb2.8 IU/L 抗 Tg 抗体 13401U/1 と高値、抗 TPO 抗体は陰性、CK と
電解質は正常範囲内であった。甲状腺超音波検査では甲状腺はびまん
性に腫大し、実質血流は軽度増加していた。確からしいバセドウ病と
診断し MMI20mg/日より治療を開始した。

本報告時

バセドウ病、倦怠感、動悸及び発熱の転帰は不明である。

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