資料1-2-3-4 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(スパイクバックス筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (73 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00059.html |
出典情報 | 第92回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第27回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(3/10)《厚生労働省》 |
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肺動脈に血栓像、両下腿静脈に血栓像。
胸部 X 線検査を実施した。
所見は CTR:59%、肺うっ血像、浸潤影なし。
2022 年 3 月 24 日
画像検査:
血管造影検査を実施した。
血栓・塞栓症の所見あり、詳細な部位と所見:両側肺動脈中枢に粗大
な陰影欠損あり、血栓と断定。 病理学的検査を実施した。
血栓・塞栓症の所見あり、肺動脈血栓:検体は大部分が凝血塊で種々
に炎症やフィブリンが混じる。器質化を疑う部分はない。脂肪や腫瘍
性病変もみられない。
日付不明
除外した疾患は播種性血管内凝固症候群、抗リン脂質抗体症候群、発
作性夜間ヘモグロビン尿症。抗血小板第4因子抗体は検査中。抗 HIT
抗体は検査中。その他の特記すべき検査はなし。MRI 検査は未実施。
肺換気血流シンチグラフィーは未実施。その他の特記すべき検査は未
実施。
2022 年 3 月 30 日
他院へ転院。
2022 年 4 月 4 日
PEA 実施。平均肺動脈圧 25mmHg まで改善。
2022 年 5 月 8 日
同病院退院。現在当院外来で抗凝固療法継続中。
2022 年 11 月 30 日
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