資料1-2-3-4 薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(スパイクバックス筋注・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (84 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00059.html |
出典情報 | 第92回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第27回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(3/10)《厚生労働省》 |
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同時期に健診を受けて血圧高値と腎機能障害を指摘され、保健所より
2 次精査を行うように連絡があった。コロナワクチン接種からは食思
不振が持続した。
2022 年 09 月 18 日
夕方頃より呼名に対して反応が乏しく、飲食困難となり。
2022 年 09 月 20 日
意識障害進行し、体動困難であるため家族が救急要請し他院 B 断ら
れ、他院 C に同日救急搬送となった。
ER バイタイルは JCS30
BP172/87mmHg HR82 SpO2 93%(舌根沈下
有り)、BT35.8 度、全身痙攣性発作を認め同院脳神経外科に紹介とな
った。
頭部 CT では多発脳梗塞、採血では Alb2.6、BUN/Cr 80.9/4.88
eGFR 7.2
K5.6 と腎機能障害、高 K 血症を指摘、精査加療目的に同
日入院となった。痙攣はレベチラセタム投与開始にて鎮静化した。
2022 年 09 月 21 日
UP/OB ともに3+であり、BUN/Cr 85.9/5.02 と更なる腎機能障害進
行を認めて経過からは急速進行性糸球体腎炎、また多発脳梗塞に関し
ても血管炎による微小管障害を見ている可能性があると判断した。
2022 年 09 月 26 日
精査加療目的に当院に転院となった。
2022 年 11 月 30 日
転院。
本報告時
急速進行性糸球体腎炎の転帰は軽快。
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