02 令和6年度診療報酬改定の概要 (医科全体版) (114 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000196352_00012.html |
出典情報 | 令和6年度診療報酬改定説明資料等について(3/5)《厚生労働省》 |
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重症度、医療・看護必要度及び平均在院日数に係る公益裁定(2)
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急性期一般入院料1における平均在院日数並びに一般病棟用の重症度、医療・看護必要度に係る評価項目及び該当患者割合の基準等
について、令和6年1月31日に示された公益委員の考えは以下のとおり。
5.以上から、平均在院日数の基準は16日以内とした上で、見直し案4を採用し、シミュレーションで示された実態を踏まえつつ、重症度、医療・看護必
要度について、該当患者割合の基準を2つに分けた上で、機能分化の推進という観点から、専門的な急性期治療を要する患者の集約化のため、該当基準
割合①は18%よりも高く20%とする。その上で、地域の実情に鑑み、該当基準割合②については、27%とする。
(※2) 該当患者割合①:「A3点以上」又は「C1点以上」に該当する患者の割合
該当患者割合②:「A2点以上」又は「C1点以上」に該当する患者の割合
6.急性期一般入院料2から5までにおける重症度、医療・看護必要度については、上記の急性期一般入院料1での対応を踏まえ、見直し案4による項目の
見直しを行った上で、該当患者割合(※3)の基準について、重症度、医療・看護必要度ⅠとⅡの間に一定の差を設け、以下のとおりとする。
急性期一般入院料2
急性期一般入院料3
急性期一般入院料4
急性期一般入院料5
該当患者割合の基準
重症度、医療・看護必要度Ⅰ
重症度、医療・看護必要度Ⅱ
22%
21%
19%
18%
16%
15%
12%
11%
(※3) 「A2点以上かつB3点以上」、「A3点以上」又は「C1点以上」に該当する患者の割合
7.なお、特定機能病院入院基本料(7対1)等の入院料や、その他の加算等の施設基準における該当患者割合の基準については、同様の考え方に基づき、
適切に定めることとする。
8.今後、今回改定の影響を調査・検証し、急性期一般入院料の適切な評価の在り方について、引き続き、今後の診療報酬改定に向けて検討を行うこととす
る。
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