02 令和6年度診療報酬改定の概要 (医科全体版) (132 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000196352_00012.html |
出典情報 | 令和6年度診療報酬改定説明資料等について(3/5)《厚生労働省》 |
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Ⅱ-4
患者の状態及び必要と考えられる医療機能に応じた入院医療の評価-⑬
回復期リハビリテーション病棟に係る見直し②
GLIM基準による栄養評価の要件化
➢
回復期リハビリテーション病棟入院料1について、入退院時の栄養状態の評価にGLIM基準を用い
ることを要件とするとともに、回復期リハビリテーション病棟入院料2から5までにおいては、
GLIM基準を用いることが望ましいこととする。
<参考> GLIM(Global Leadership Initiative on Malnutrition)基準
• 2018年に世界の栄養学会(ESPEN:欧州, ASPEN:北米, PENSA:アジア, FELANPE:南米)が低栄養の診断基準としてGLIM基準を策定
• 表現型(体重減少、低BMI、筋肉量減少)と病因(食事摂取量減少/消化吸収能低下、疾病負荷/炎症)により判定
※詳細は、日本臨床栄養代謝学会(JSPEN)HP「GLIM基準について」を参照
定期的なFIMの測定の要件化
➢
回復期リハビリテーション病棟入院料及び回復期リハビリテーション入院医療管理料を算定する
に当たっては、定期的(2週間に一回以上)にFIMの測定を行い、その結果について診療録等に
記載することを要件とする。
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