02 令和6年度診療報酬改定の概要 (医科全体版) (351 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000196352_00012.html |
出典情報 | 令和6年度診療報酬改定説明資料等について(3/5)《厚生労働省》 |
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Ⅲ-2
患者にとって安心・安全に医療を受けられるための体制の評価-⑨
医療技術評価分科会の評価を踏まえた対応⑮
既存技術の見直し
➢ ゲル充填人工乳房を用いた乳房再建術について、ガイドラインの変更を踏まえ、算定要件の見直し
を行う。
現行
改定後
【ゲル充填人工乳房を用いた乳房再建術(乳房切除後)】
【ゲル充填人工乳房を用いた乳房再建術(乳房切除後)】
[算定要件]
ア 一次一期的再建の場合
大胸筋が温存され皮膚欠損が生じない乳輪乳頭温存皮下乳腺
全摘術を行った症例。ただし、乳腺悪性腫瘍術後の場合におい
ては、術前診断においてStageⅡ以下で、皮膚浸潤、大胸筋浸
潤や高度のリンパ節転移を認めないこと。
[算定要件]
ア 一次一期的再建の場合
大胸筋が温存され皮膚欠損が生じない乳輪乳頭温存皮下乳腺
全摘術を行った症例。ただし、乳腺悪性腫瘍術後の場合におい
ては、術前診断において早期乳癌(Stage0-IIIA)で、皮膚浸
潤、大胸筋浸潤や高度のリンパ節転移を認めないこと。
既存技術の見直し
➢ 遺伝性乳癌卵巣癌症候群に対する乳房切除術について、評価を見直す。
現行
乳房切除術
6,040点
改定後
乳房切除術
6,040点
注 遺伝性乳癌卵巣癌症候群の患者に対して行う場合は、遺
伝性乳癌卵巣癌症候群乳房切除加算として、8,780点を
所定点数に加算する。
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