02 令和6年度診療報酬改定の概要 (医科全体版) (157 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000196352_00012.html |
出典情報 | 令和6年度診療報酬改定説明資料等について(3/5)《厚生労働省》 |
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DPCの基本構造
○
日本における診断群分類は、以下の順に14桁の英数字で構成される。
① 「診断(Diagnosis)(医療資源を最も投入した傷病名)」
② 「診療行為(Procedure)(手術、処置等)等」
の 「組合せ(Combination)」
※
米国で開発されたDRG(Diagnosis Related Groups)もDPC(Diagnosis Procedure Combination
も医療の質的改善を目指して開発された診断群分類の一種であり、1日あたり、1入院あたりの支
払制度を意味するものではない。
※ DPC/PDPS(Per-Diem Payment System)は診断群分類に基づく1日当たり定額報酬算定制度を
意味する。
米国のDRGが手術の有無を主眼に開発されたものであ
り、一方、わが国のDPC開発では、臨床家の思考方法
に近い形で、診断を前提とした判断樹を作成していく
ことを基本的理念としている。
MDC(Major Diagnostic Categories)18種
DPCコード 3,248分類
(うち支払分類 2,348分類)
※令和6年度改定時
○
最も資源を必要
とした傷病名
手術
あり
処置
なし
なし
あり
診断群分類
処置
なし
あり
診断群分類
診断群分類
診断群分類
「診断(傷病名)」は、「ICD-10」により定義され、
「診療行為等」は、診療報酬上の医科点数表上の区分(Kコード等)で定義される。
※ ICD:International Statistical Classification of Diseases and Related Health Problemsの略
DPC/PDPSにおいては2013年版を使用
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