02 令和6年度診療報酬改定の概要 (医科全体版) (66 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000196352_00012.html |
出典情報 | 令和6年度診療報酬改定説明資料等について(3/5)《厚生労働省》 |
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Ⅱ-2生活に配慮した医療の推進など地域包括ケアシステムの深化・推進のための取組-④、Ⅱ-4患者の状態及び必要と考えられる医療機能に応じた入院医療の評価-㉓
介護保険施設等における生活に配慮した医療の推進等
介護保険施設等における医療保険で給付できる医療サービスの範囲の見直し
➢ 医療と介護の両方を必要とする状態の患者が可能な限り施設での生活を継続するために、介護保険
施設等における医療保険で給付できる医療サービスの範囲を見直す。
[新たに医療保険で算定可能となる医療サービス]
•
介護老人保健施設に入所している末期の悪性腫瘍の患者に対する「B001-22 がん性疼痛緩和指導管理料」、「B001-24 外来緩和
ケア管理料」及び「B001-2-8 外来放射線照射診療料」(麻薬の投与に係る「G 注射」の費用を含む)。
•
介護老人保健施設に入所している患者に対し、当該介護老人保健施設の医師及び当該介護老人保健施設の併設医療機関に所属する医
師以外の医師が、高度な薬学的管理を必要とする薬剤を処方した場合の「F400 処方箋料」。
•
介護老人保健施設及び介護医療院における重症心不全患者に対する「C116 在宅植込型補助人工心臓(非拍動流型)指導管理料」。
•
介護老人保健施設及び介護医療院に入所している患者に対し、当該施設の医師以外の医師が、高度な薬学的管理を必要とする薬剤に
係る処方箋を発行した場合、応需した保険薬局における「調剤報酬(調剤基本料、薬剤調製料、調剤管理料、服薬管理指導料3、外
来服薬支援料2、薬剤料、特定保険医療材料料)」。
•
新興感染症等発生時において、施設に入所している感染症患者に対して医師の処方箋に基づき薬剤師が訪問して薬学的管理及び指導
を実施した場合の「在宅患者緊急訪問薬剤管理指導料1」。
血友病患者の治療の評価の見直し
➢ 血友病患者における治療の選択肢を拡げる観点から、療養病棟入院基本料及び特定入院料等の薬剤
費を包括している入院料等について、血友病治療薬に係る薬剤料の包括範囲を見直すとともに介護
老人保健施設及び介護医療院で薬剤の費用が医療保険からの給付となっている血友病治療薬の対象
範囲を見直す。
現行
改定後
血友病の治療に係る血液凝固因子製剤及び血液凝固因子抗体
迂回活性複合体
血友病の患者に使用する医薬品(血友病患者における出血傾
向の抑制の効能又は効果を有するものに限る。)
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