令和６年度診療報酬改定

Ⅱ－４

患者の状態及び必要と考えられる医療機能に応じた入院医療の評価

患者の状態及び必要と考えられる医療機能に応じた入院医療の評価
○

後期高齢者の救急搬送の増加等、入院患者の疾患や状態の変化を踏まえて、機能分化・強化を促進し、効果的・効率的な提
供体制を整備するとともに、高齢者の中等症急性疾患のニーズ増大に対して地域包括医療病棟を新設した。
○ 患者が可能な限り早く住み慣れた自宅・施設に復帰できるよう各病棟が果たすべく役割に念頭に評価体系を見直した。
○ また、2024年度より施行される医師の労働時間上限規制を念頭に、働き方改革を推進。
急性期入院料の見直し

急性期

• 入院基本料等の引き上げ
• 重症度、医療・看護必要度の見直し
（急１におけるB項目の廃止等）
• 急１における平均在院日数の短縮
（18日→16日）
• リハ栄養口腔連携体制加算の新設

急性期充実体制加算及び
総合入院体制加算の見直し
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看護補助者の体制整備
・看護補助体制充実加算の見直し
（介護福祉士の評価）
・看護補助加算の新設（小児入管）

地域包括医療病棟
地域包括医療病棟入院料の新設
• 在宅復帰率8割
• 救急搬送患者割合1割５分
• ADL維持率95%以上
等

救急患者連携搬送料の新設
（いわゆる下り搬送の促進）

地域包括ケア病棟入院料の見直し
40日目以降と以前の評価の見直し
在宅医療要件の見直し
在宅復帰率の見直し
短期滞在手術の扱いの見直し

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急性期充実体制加算を加算１及び加算２に再編
小児・周産期・精神科充実体制加算の新設
心臓血管外科領域の実績要件の追加
総合入院体制加算の実績要件の見直し及び加算の
引き上げ

地域包括ケア病棟
有床診療所基本料の見直し

特定集中治療室等の見直し
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SOFAスコアを用いた患者指標の導入
宿日直医師の配置をICU5,6として評価
遠隔ICUの評価
ICU5,6における特定行為研修修了看護師等の
配置要件化（経過措置あり）

働き方改革の推進
・地域医療体制確保加算の要件見直し
・医師事務作業補助体制加算の引き上げ

• 介護障害連携加算の新設

診療所等
自宅

療養病棟入院料の見直し
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回復期リハ入院料の見直し
• FIMの測定等の要件見直し
• 体制強化加算の廃止
• 運動器リハ算定上限数見直し

回復期リハ

医療区分の見直し
中心静脈栄養の評価見直し
リハビリーションの評価見直し
経過措置病棟の廃止

療養病棟

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