02 令和6年度診療報酬改定の概要 (医科全体版) (347 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000196352_00012.html |
出典情報 | 令和6年度診療報酬改定説明資料等について(3/5)《厚生労働省》 |
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Ⅲ-2
患者にとって安心・安全に医療を受けられるための体制の評価-⑨
医療技術評価分科会の評価を踏まえた対応⑪
先進医療として実施された技術の保険導入
➢ 粒子線治療の対象疾患に、既存のX 線治療等と比較して生存率等の改善が確認された以下の疾患を追
例:婦人科領域の臓器から発生した
加する。
悪性黒色腫に対する重粒子線治療
【粒子線治療(一連につき)】
[算定要件](概要)
1 希少な疾病に対して実施した場合
187,500点
・
陽子線治療:
(改)早期肺癌※ (Ⅰ期からⅡA期までの肺癌に限る。)、
肝細胞癌※(長径4センチメートル以上のものに限る。)、
肝内胆管癌※ 、局所進行性膵癌※ 、
局所大腸癌※ (手術後に再発したものに限る。)
小児腫瘍(限局性の固形悪性腫瘍に限る。)、限局性の骨軟部腫瘍※ 、
頭頸部悪性腫瘍(口腔・咽喉頭の扁平上皮癌を除く。)
・
重粒子線治療:(改)早期肺癌※ (Ⅰ期からⅡA期までの肺癌に限る。)、
局所進行子宮頸部扁平上皮癌※ (長径6センチメートル以上のものに限る。)、
悪性黒色腫※ (婦人科領域の臓器から発生した悪性黒色腫に限る。)、
肝細胞癌※ (長径4センチメートル以上のものに限る。)、
肝内胆管癌※ 、局所進行性膵癌※ 、
局所大腸癌※ (手術後に再発したものに限る。)
局所進行性子宮頸部腺癌※ 、限局性の骨軟部腫瘍※ 、
頭頸部悪性腫瘍(口腔・咽喉頭の扁平上皮癌を除く。)
※
手術による根治的な治療法が困難であるものに限る。
2 希少な疾病以外の特定の疾病に対して実施した場合
110,000点
・ 陽子線治療 :限局性及び局所進行性前立腺癌(転移を有するものを除く。)
・ 重粒子線治療:限局性及び局所進行性前立腺癌(転移を有するものを除く。)
日本放射線腫瘍学会提出資料から引用
[加算]
①粒子線治療適応判定加算 40,000点
(キャンサーボードによる適応判定に
関する体制整備を評価)
②粒子線治療医学管理加算 10,000点
(照射計画を三次元的に確認するなど
の医学的管理を評価)
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