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02 令和6年度診療報酬改定の概要 (医科全体版) (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000196352_00012.html
出典情報 令和6年度診療報酬改定説明資料等について(3/5)《厚生労働省》
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令和6年度診療報酬改定における主要な改定項目①
1.賃上げ・基本料等の引き上げ

2. 医療DXの推進

3. ポストコロナにおける感染症対策の推進

➢ 医療従事者の人材確保や賃上げのためのベー
スアップ評価料により2.3%を目途とした賃上
げを実施。
➢ 40歳未満勤務医師や事務職員の賃上げ及
び入院料の通則の改定に伴う入院基本料等
の引き上げ。
➢ 入院料通則においては、栄養管理体制の基
準の明確化、人生の最終段階における意思
決定支援及び身体的拘束の最小化の取組を
要件化。
➢ 標準的な感染対策実施と賃上げを念頭におい
た初再診料の引き上げ。

➢ 医療情報取得加算が新設され、マイナ保険証
の利用による効率的な情報の取得は1点となり、
3月に1回に限り再診時においても評価。
➢ 医療DX推進体制整備加算により、マイナ保
険証の診察室等での活用、電子処方箋及び
電子カルテ情報共有サービスの整備が要件。ま
た、令和6年10月からマイナ保険証の利用率
が施設要件として適応される。
➢ 在宅医療DX情報活用加算により、マイナ保
険証による情報を用いた訪問診療計画の立案
による質の高い在宅診療を推進。

➢ 改正感染症法及び第8次医療計画に基づく、
協定指定医療機関であることを感染対策向上
加算および外来感染対策向上加算の要件と
して規定。外来感染対策向上加算の施設基
準に罹患後症状に係る対応を明記。
➢ 発熱外来に代わる発熱患者等対応加算を新
設。抗菌薬の適正使用も抗菌薬適正使用体
制加算として評価。
➢ 入院患者に対して、特定感染症入院医療管
理加算を新設し、感染対策を引き続き評価。
➢ また、個室で空気感染及び飛沫感染を生じる
感染症等においては、特定感染症患者療養
環境加算として個室管理等を評価。

(新) 外来・在宅ベースアップ評価料(Ⅰ)
1 初診時6点/ 2 再診時等 2点 等
(新) 入院ベースアップ評価料 1~165点

(新) 医療情報取得加算

(新) 特定感染症入院医療管理加算
治療室の場合
200点
それ以外の場合 100点

【一般病棟入院基本料】
急性期一般入院料1
1,688点
【特定機能病院入院基本料】
7対1入院基本料(一般病棟の場合) 1,822点
【初診料・再診料等】
初診料
再診料

291点
75点

初診時
医療情報取得加算1
医療情報取得加算2
再診時(3月に1回に限り算定)
医療情報取得加算3
医療情報取得加算4

3点
1点
2点
1点

(新) 医療DX推進体制整備加算 (初診時) 8点
(新) 在宅医療DX情報活用加算 (月1回) 10点

(新) 特定感染症患者療養環境特別加算
個室加算
300点
陰圧室加算
200点
(新) 発熱患者等対応加算

20点

(新) 抗菌薬適正使用体制加算 5点

(新) 急性期リハビリテーション加算
50点(14日目まで)

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