令和６年度診療報酬改定における主要な改定項目②
4. 同時報酬改定における対応

５．外来医療の機能分化・強化等

６．医療機能に応じた入院医療の評価

➢ コロナ禍の経験を踏まえた、地域における協
力医療機関に関する体制整備の推進も含
めた、医療機関と介護保険施設等との連携
の強化。
➢ かかりつけ医とケアマネ等との連携強化。
➢ 障害者支援施設に入所する末期悪性腫瘍
患者に対する訪問診療料等の費用を医療
保険からの給付とするよう見直し。
➢ 医療的ケア児（者）に対する、入院前支援
の評価。
➢ 有床診療所における障害連携の評価の充
実。

➢ 特定疾患療養管理料の対象疾患から生活習
慣病を除外し、療養計画書への同意や診療ガ
イドラインを参考にすることを要件とした出来高
算定による生活習慣病管理料(Ⅱ)を新設。
➢ 地域包括診療料・加算においてかかりつけ医と
ケアマネとの連携を促進。
➢ リフィル処方箋や長期処方の促進、一般名処
方加算の見直し等による後発品使用促進。
➢ 外来腫瘍化学療法の充実。

➢ 高齢者の急性疾患の治療とともに、早期退院に向
けたリハビリ及び栄養管理等を適切に提供する地
域包括医療病棟を新設。
➢ 重症度、医療・看護必要度及び平均在院日数の
見直しにより急性期医療の機能分化を促進。
➢ 働き方改革も踏まえ特定集中治療室管理料
（ICU）の見直し及び遠隔ICU加算の新設。
➢ DPC/PDPSによる、大学病院の医師派遣機能、
臓器提供、医療の質向上の取組を新たに評価。
➢ 療養病棟における医療区分の見直しとともに、中
心静脈栄養の評価の見直し等。
➢ 看護補助体制充実加算の見直しにより経験が豊
富な看護補助者や介護福祉士を評価。

【地ケア・在支診/病・後方支援病院】
介護保険施設等の協力医療機関となることを望
ましいこととして要件化

(新)生活習慣病管理料（Ⅱ）333点（月１回）

（新）地域包括医療病棟入院料 3,050点

特定疾患処方管理加算

56点

（新）特定集中治療室管理料５・６ 8,890点

(新) 協力対象施設入所者入院加算 (入院初日)
１ 往診が行われた場合
600点
２ １以外の場合
200点

地域包括診療加算１/2
認知症地域包括診療加算１/2

28点/21点
38点/31点

【一般名処方加算】
一般名処方加算１/2

10点/8点

【急性期充実体制加算】
急性期充実体制加算１/2
440点/360点(7日以内の期間) 等
小児・周産期・精神科充実体制加算
急性期充実体制加算１/2の場合 90点/60点

(新) 介護保険施設等連携往診加算

200点

(新) 医療的ケア児（者）入院前支援加算
1,000点
【有床診療所入院基本料】
イ 介護障害連携加算１ 192点
ロ 介護障害連携加算２ 38点

後発医薬品使用体制加算１/2/3
87点/82点/77点
外来後発医薬品使用体制加算１/2/3
8点/7点/5点

【薬剤情報提供料】

4点

回復期リハビリテーション病棟入院料１
2,229点（体制強化加算は廃止）

【処方箋料】

60点

地域包括ケア病棟入院料・入院医療管理料１
40日以内 2,838点/ 41日以降 2,690点

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