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資料2-2 令和5年度業務実績評価書(案) (14 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41402.html
出典情報 独立行政法人評価に関する有識者会議 地域医療機能推進WG(第12回 8/2)《厚生労働省》
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3.各事業年度の業務に係る目標、計画、業務実績、年度評価に係る自己評価
法人の業務実績・自己評価
中期目標

中期計画

年度計画

主な評価指標

主務大臣による評価
業務実績



5疾病・5 ② 5疾病・5 ② 5疾病・
事業等の実
事業等の実
5事業等の


実施

これまで地
域医療機構の
各病院が取り
組んできた在
宅医療や認知
症対策、へき地
等の医師不足
地域への医師
の派遣などの
5疾病・5事業
等について、各
病院の機能や
特性等を踏ま
え、地域で求め
られる役割を
確実に果たす
よう努めるこ
と。
特に、地域の
医療を守るた
め救急搬送の
受入体制の確
保に取り組む
こと。
また、大規模
災害が発生し
た場合は、災害
対策基本法(昭
和 36 年法律第
223 号)第2条
第5号に基づ
く内閣総理大
臣の指定を受
けた指定公共
機関として、国
や自治体と連
携し、被災地の
実情に応じた
持続的な支援

これまで地
域医療機構の
各病院が取り
組んできた5
疾病(がん、脳
卒中、心筋梗塞
等の心血管疾
患、糖尿病及び
精神疾患)、5
事業(救急医
療、災害時にお
ける医療、へき
地の医療、周産
期医療及び小
児医療)等につ
いて、各病院の
機能や特性等
を踏まえ、地域
で求められる
役割を確実に
果たすよう努
める。
特に、地域の
医療を守るた
め救急搬送の
受入体制の確
保に取り組む。
高齢化の進展
に伴い需要が
大きく増える
見込みがある
在宅医療や認
知症対策につ
いては、介護事
業も実施して
いる地域医療
機構の強みを
活かし、積極的
に貢献する

これまで地
域医療機構の
各病院が取り
組んできた5
疾病(がん、
脳卒中、心筋
梗塞等の心血
管疾患、糖尿
病及び精神疾
患)、5事業
(救急医療、
災害時におけ
る医療、へき
地の医療、周
産期医療及び
小児医療)等
について、各
病院の機能や
特性等を踏ま
え、地域で求
められる役割
を確実に果た
すよう努め
る。
特に、救急
医療について
は、夜間及び
休日の救急外
来を始め地域
の医療を守る
ため救急搬送
の受入体制の
確保に取り組
む。
在宅医療につ
いては、訪問
看護体制や在
宅療養患者の
レスパイト

<主な定量的指標>
なし
<その他の指標>
30 年度実績値
<評価の視点>
5疾病、5事
業について、各
病院の機能や
特性等を踏ま
え、地域で求め
られる役割を
果たしている


自己評価

② 5疾病・5事業等の実施
評定
《5疾病への取組》
年度計画の目標を
5疾病について、57 全ての病院が地域の医療計画に記載され(がん 32 病院、脳卒中 36 病院、心筋 達成した。
梗塞 35 病院、糖尿病 37 病院、精神疾患 7 病院)、病院の機能に応じた取組を行った。
特に、がんについては、21 病院(対令和4年度比+3病院)ががん診療連携拠点病院又は自治体が
指定するがん診療連携推進病院等となっているほか、医療計画への記載の有無にかかわらず、地域連携
クリティカルパスを実施するなど、がん治療に力を入れている。
【主な取組事例】
・拠点病院と連携し在宅療養支援や緩和医療などを行っている。またがん検診による早期発見にも積極
的に取り組んでいる。
【令和 5 年度がん検診実績(3 月 22 日まで)胃:4,181 件(うち胃透視:2,240
件、胃内視鏡検査:1,941 件)、 肺:10,319 件 、大腸:4,671 件、子宮: 800 件、 乳房: 807 件】
(若狭高浜病院)
・脳卒中相談窓口を開設し、入院中だけではなく通院患者・家族に対して、多職種で専門的な情報提供、
相談支援を行った。順調に問合せや相談の件数が増加し開設の目的を果たす事ができている。
(徳山中央病院)
・慢性心不全認定看護師が中心となり、滋賀医大と連携し作成した心臓病手帳を活用し、患者指導を行
った。
(滋賀病院)
・糖尿病看護認定看護師、栄養士、薬剤師、理学療法士とチームを組み健康教室を開催している。とて
も分かり易く勉強になったとの声が寄せられ好評を得ている。
(仙台病院)
《5疾病に係る地域連携クリティカルパス》
5疾病のうち、がん、脳卒中、心筋梗塞、糖尿病に係る地域連携クリティカルパスを実施している病
院数は 20 病院(対令和4年度比+2病院)であった。令和5年度は 1,806 件(がん(五大がん)462
件、脳卒中 843 件、心筋梗塞 427 件、糖尿病 74 件)
(対前年度比+31 件)実施し、地域の医療機関と
の連携を図った。

休日・夜間輪番
体制の整備、救
急搬送依頼に
対して応需な
ど、救急搬送の
受入体制の確
保に取り組ん
でいるか

《救急医療》
年度計画の目標を
2病院が救命救急センター、49 病院が2次救急輪番制又は休日・夜間輪番制病院となっている。
達成した。
各病院では、救急搬送依頼を受けることができなかった場合に報告書を作成し、救急搬送依頼を受け
ることができなかった理由を院内で共有・分析する体制を構築するなど、救急応需増加への対策を行っ
ており、本部でも、各病院の救急搬送応需率を把握・分析している。

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