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資料2-2 令和5年度業務実績評価書(案) (23 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41402.html
出典情報 独立行政法人評価に関する有識者会議 地域医療機能推進WG(第12回 8/2)《厚生労働省》
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3.各事業年度の業務に係る目標、計画、業務実績、年度評価に係る自己評価
法人の業務実績・自己評価
中期目標

中期計画

年度計画

主な評価指標

主務大臣による評価
業務実績

自己評価

《小児医療》
○患者数
令和5年4月1日現在で 35 病院(対令和4年度比±0病院)が小児科を標榜している。また、その
うち 21 病院においては、地域の小児救急輪番に参加しているなど小児救急医療体制も構築している。
令和5年度の救急車による小児救急患者の受入数は 5,511 人(対令和4年度比+766 人)であった。
【主な取組事例】
・さいたま市大宮休日夜間急患センターの事業を継続し、さいたま市において唯一ほぼ 24 時間の小
児初期救急医療を提供した。一時受診控えの傾向が見られたが、新型コロナウイルス感染症のみなら
ず RS ウイルス、溶連菌感染症やインフルエンザの流行とともに患者数が増加している。
(さいたま北部医療センター)
訪問看護体
制や在宅療養
患者の受入体
制強化など、在
宅医療への支
援に取り組ん
でいるか

《訪問看護》
年度計画の目標
〇在宅療養支援
を達成した。
令和5年度は、訪問看護ステーションを 40 施設(対令和4年度比±0 施設)運営し、病院からの訪
問看護と合わせて、43 施設において訪問看護を実施した。40 施設のうち 11 施設(対令和4年度比+
1 施設)が機能強化型の施設基準の届出を行った。
併設病院の関係部署との連携により訪問看護の必要な患者の抽出や地域のクリニックや居宅介護支
援事業所等に訪問看護の空き状況を共有する等取り組み、年間の訪問延べ回数は 192,958 回(対令和
4年度比+5,205 回)と増加した。重症者の受入数についても 14,811 人(対令和4年度比+534 人)
と増加し、年度計画の目標値である 13,000 人を上回った。
ターミナルケア加算の年間延べ回数は 357 件(対令和4年度比△114 件)と減少した。
また、訪問延べ回数の増加に伴い、24 時間対応体制加算は 7,094 件(対令和4年度比+102 件)、
緊急時訪問看護加算は 19,232 件(対令和4年度比+1,081 件)と増加した。
その他、訪問看護以外に、円滑な在宅療養への移行等の指導を行う退院後訪問指導を 35 病院におい
て 187 件(対令和4年度比△12 件)実施した。
11 施設では訪問看護ステーションに特定行為研修を修了した看護師 15 人を配置し、手順書による
褥瘡の壊死組織の除去やインスリン投与量の調整による血糖コントロール、脱水症状に対する補液等
を実施した。医師の指示を待たず看護師が訪問時の状況に応じて適切に対応し、在宅療養が継続でき
るよう支援した。
〇新型コロナ感染症への対応
地域の感染状況を把握したり、PPE を着用する等感染対策を行いながら、28 施設が陽性者 186 件
(対令和4年度比△69 件)、疑似症患者 97 件(対令和4年度比△949 件)、濃厚接触者 78 件(対令和
4年度比△325 件)の訪問を実施した。

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評定